9月9~11日にかけて、イタリアのトリノ大学で新宗教研究センター(CESNUR)の2010年度国際会議が開催され、日本における拉致監禁・強制改宗についての発表がなされました。
今年の会議のテーマは「変貌する神々―宗教と日常生活」で、新宗教運動を研究する学者たちを中心に約150名が参加しました。
9月10日の午前中には、「変貌する新宗教運動」をテーマとする分科会が開催され、国際宗教自由連合(ICRF)のダン・フェッファーマン会長が、「日本における強制改宗(Deprogramming in Japan)」と題する発表を行い、その中で全国拉致監禁・強制改宗被害者の会の後藤徹代表が、自らの12年5ヶ月にわたる監禁の体験を語りました。
この分科会には、CESNURの代表理事であるマッシモ・イントロヴィニエ氏も参加し、西洋においてはすでに1980年代に終焉している強制改宗が、日本ではいまだに行われている事実を、西洋の宗教学者たちに強く印象付けました。
今月だけで新たに2名が拉致監禁され、現在の拉致監禁者数は5名とされています。(拉致監禁をなくす会 より)
来週9月27日には、拉致監禁発祥の地、荻窪にある杉並公会堂で拉致監禁に反対する集会とラリーが行われる予定です。
この問題、世界が放っておかない事でしょう。これからの進展に注目です。久々の拉致監禁問題でした。
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