日本と韓国、日韓併合100周年ということもあって、注目を浴びる両国関係。今日は歴史的な観点から見てみたいと思います。
もともと日本と韓国は近くて近い国。かつては通訳が必要なく、当然のように行き来していた間柄で、歴史的に中が悪い期間というのはある一時期であったと言われます。元は一つのだったといっても過言ではないでしょう。
両国間でまず特筆すべきは、百済の滅亡(660)と白村江の戦い(663)です。百済の敗戦によって多くの人が日本に渡って来ました。くだらないという言葉も百済にない、というところから来ているとか。私たちも渡来人の後孫かもしれません。
歴史的に日本は、様々な理由で大陸を追われてきた。恨みが強い人が多いとも言われます。ですから、秀吉の朝鮮出兵や日帝時代の韓国支配も、故郷に対する思いが後孫にまで伝わった結果だと解釈する方もいます。
不思議なことに、朝鮮出兵の進路はかつての百済をあえて避けるようにして、加藤清正や小西行長は進軍していきます。これも何かそういった無意識的な意図を感じる内容です。
これまでの歴史は、そういった故国に対する、複雑な思いから出発している様ですが、本心では故郷に帰りたい心があり、私たちは故郷に必然的に帰るようになっているということですね。
日韓関係、未だに両国間に様々な課題があることは事実です。実際家族や親戚がとんでもない目に遭った韓国人としては、どんなに謝罪されようとも、簡単に収まる問題ではないでしょう。
その中で、統一教会の国際合同祝福式に参加して、韓国に渡った日本の女性がもう既に何千名にもなっています。
かつて韓国に渡った時は、大変な環境を乗り越えていきながら、それでも夫のため、夫の両親のために尽くし、これまでに話を聞いてもらったことがないという位、耳の痛い話を受け止めてこられ、相手の両親からも信頼を勝ち取り、本当に良い嫁だと言われようになった方の話を聞いたことがあります。
文先生は、国際結婚こそが国家間の恨みを解くための最良の方法であると言われ、正にそれを証明してこられました。先駆けて韓国で苦労してこられ、投入してきた日本の女性に感謝します!

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