感謝について④
今日は文先生の7男である文亨進世界会長が書かれた『はげ頭と苺』(P206)からの引用です。
“今日、あなたは一億ドルを手にこの場を持ち去ることができます。しかしその前に、あるたった一つのことをしなければなりません。(略)それではあなたがしなければならないことは、これだけです、、、
まず息を60分止めて下さい。それが済んだら一方の手に一億ドルともう一方の手には呼吸用の空気を置きましょう。さあ、あなたはどちらを選びますか?私はこの質問をすると、一人の例外もなく誰もが呼吸できる空気を選ぶと答えました。
ここではっきりしたことは、一回の呼吸は、一億ドルよりも価値があるということでした!一呼吸一呼吸がギフトです。この世の中に入って来た時に何をしますか?息を吸うことですね。最後にやることは何ですか?息を吐くことです、、、ゆえに1回の呼吸でも全生涯の価値を呼吸しているのです。”
一部だけ抜粋しました
私たちは普段の生活で何か手に入ると、次はもっともっと欲しいと現状に満足することができない。思うようにいかない時には、不平不満の心を持つ。決して満たされることのない心を持って生活していることがあるのではないでしょうか。
呼吸にはお金に代えられない価値がありますが、普段ほとんど意識することはありません。そのことに感謝することができれば、神様から今私に与えられているもの、私の周りの環境、人に対して感謝できることは沢山あると思います。
私たちの心を落ち着かせて、一呼吸一呼吸に意識をおいて、荒れる心を落ち着けて、
感謝の思いを込めて生活していきたいものです。
毎朝、瞑想の修行をされている亨進会長が文先生に、
「息を吸く時、吐く時は特に意識しています。」
と話したところ次の様な答えが返ってきたようです。
「心臓の鼓動もだね。」
文先生の普段の日々の心がけを垣間見ることのできる一言です。