スーパーの野菜売り場に行くと、トマトやキュウリ、ナスなど、いつも通りの野菜が並んでいます。そして、レストランのメニューも一年を通して大きな変化はありません。
この「当たり前」は本当に当たり前なのでしょうか?
冬に夏野菜が食べられるのは、生産者の努力があってこそです。その裏には、自然の摂理に逆らうことによる大きな負担も伴います。
ハウス栽培や遠隔地からの輸送など、様々な工夫が凝らされていますが、これらの技術は、必ずしも環境負荷が低いとは言えません。
生産者は利益を追求するのは当然のことです。しかし、利益最大化を追求するあまり、自然や人への負荷が増大してしまうこともあります。
この負荷を誰が補填するのでしょうか?消費者は、高騰する野菜価格を払うことで、間接的にこの負荷を負担しているのかもしれません。
私は、ある時から、利益最大化よりも、自然や人への負荷を最小限にすることを大切にするようになりました。この文章は、単なる愚痴ではありません。私たちが当たり前と思っていることの裏側には、多くの問題が隠されていることを伝えたいのです。
では、私たちは何ができるのでしょうか?
旬の野菜を食べる:
旬の野菜は、栄養価が高く、環境負荷も少ないです。
地産地消を心がける:
地元の農産物を消費することで、輸送による環境負荷を減らすことができます。
フードロスを減らす:
食材を無駄にすることなく、大切に使い切ることも大切です。
これらの小さな行動の積み重ねが、大きな変化につながると信じています。
私たち一人ひとりが、食についてもっと深く考え、行動することで、より持続可能な社会を築くことができるのではないでしょうか。。。