徒然なる戯言356 | きむきむ父ちゃん@滋賀県草津市で働く専業農家のブログ

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農家の長男に生まれて36年、農家と名乗って6年目。まだまだペーペーでございます



木曜日に中学一年生を前に50分間の話をさせていただいた

地域の特性、生産者、地産地消、食育…

検索すればわかるようなことよりも裏目標は2つ

①周囲の言葉に流されず、能動的に判断、行動できる人になってほしい

②人間性は細部に宿っている

乾いたスポンジのような中学生

大人が「野菜を食べなさい」「野菜を食べて偉いね」と言えば「怒られたくないから、褒められたいから」野菜を食べようとする

自分の経験からもボクはこれが大嫌い

だから、美味しい野菜を美味しいタイミングで美味しい料理で好きな人と食べてほしい

食事を栄養を摂るために、空腹を満たすためだけに口に運ぶ作業にして欲しくない

周囲を整え、よく観察し、変化を捉え、自ら行動する

「生かされず、生きてほしい」

野菜の栽培を人間教育と重ねる

観る側のサポートは過剰にならず、対象の成長(生長)を促す

できるだけ型にはめない方が生き生きとする

元気は元気から

生きる力のリレーをすることに食育の根本があるのではないかと思ったり思わなかったり。。。

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