
近頃は、出荷をしながら来年度の野菜の播種をしています。
立冬を迎え、気温・地温ともに下がりだす時季になると
野菜の育成期間も伸び、空いていた畑も徐々に埋まっていきます。
トラクターに乗る時間も増えて、まぁいろいろと思いにふける時間もできます。
毎年、そんな時にふと思うのが「毎年一年生」という言葉。
先般、NHKの「プロフェッショナル」で農家の方が同じようなことを言われていたようで
ハッとさせられることもありました。
就農して6年ほど、トラクターで耕耘していると畑の入り口付近と奥、
方向転換をするところの土が盛り上がってしまうのが悩みの種でした。
この地域が恵まれているのは、専業農家が集まっていて教科書があることで
キレイに耕耘されている見本をたくさん目にすることができること。
学ぶより真似る。マネルはマネブとはよくいったもので
よくできた畑をのぞき見したり、時には話を聞いてみたりして
土の水分や耕耘する深さの加減など、自分なりの試行錯誤を繰り返してきました。
6年目。
最近ようやく、なんとなくキレイに耕耘できるようになってきた気がしてきたのです。
ちなみに毎年、そんなことを思っていたりもします。
そして来年の今頃も同じことを思ってみたりするのかもしれません。
毎年、一年生ですが、毎年前へ進んでいる
だから仕事が面白くないとは思わないし、
劇的に売り上げが上がったり、生活が変わるわけではないけれど
日々、新しい刺激を受けていることに喜びを感じたい。
小学校一年生の息子ちゃんと同じ気持ちで
毎日、野菜と向き合っていけたらよいかなと思います。
まぁそんな感じです。
今朝は、そうとう乱文になってしまった。。。