園芸組合の後継者部メンバーで飛騨高山の平野農園へ研修へいきました。
こちらの農園では機械化と高地の気候を利用した
ホウレンソウの栽培に特化された経営をされています。
当日はあいにくの雨になりましたが、
質問にも隠すことなく熱心に答えてくださり、
とても勉強になりました。
最近では、工場のように温度管理された室内で土を使わない農業もありますが、
地域の風土にあった野菜を作り、消費者へ届けることには
日本中どこへいっても同じものを食べられるファーストフードやチェーン店にない
これまでは弱みと感じていたことを、
逆に強みにできるのではないかと考えることができました。
オリジナルものもを作り、提供するという思いを強く持つことができましたし、
うちの地域でもホウレンソウを栽培していますが、種も違えば仕上がりも少し違う・・・。
同じ野菜のようで、地域によって違いがあること
画一化されたモノよりもオリジナルのモノをつくることが
これからの農業の進む方向の一つなのかもしれないと感じました。
収穫も機械化されており、朝夕の2度収穫をされるとのこと。

見渡す限りホウレンソウのビニールハウスが。
今後も面積を増やされる予定で、話の内容や表情にも夢が広がります。
全てがマネすることはできませんが、
逆に全てをマネできないことが
農業の奥深さであり、マネできないものをつくり
認めてもらえるお客様(ファン)を増やすことが
大切なのかなと、ほんとうにボンヤリとですが
これから進んでいく道が見えてきたような気がする研修でした。。。
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