プロ野球の開催日程が発表されました。
セ・リーグが3月25日
パ・リーグが4月12日
から始まります。
開催することについては、発表直後から賛否について報道がされていますが
僕自身はナイターによる電力消費の問題を除けば、開催するべきだと思っています。
選手の中には「セ・パ同時開催」や、「野球以外にもやるべきことがある」というようなコメントを出している人もいますが、
野球をすることを仕事にしている人が、野球をしなくてどうするんだというのが僕の意見です。
プロスポーツ選手の行動や発言には、とてつもない影響力があります。
しかし、スポーツをする場所がない限り、ただの運動神経のよい人なのです。
プロとして所属する企業が決定したことには全力を持って従うべきです。
メジャーリーグは第2次世界大戦中であっても開催されたといいます。
いろいろな批判をされたとしても明るい話題をつくれることはできるはずです。
そしてプロ野球にはその話題を提供できる場所があるのです。
駅前で街頭募金を募るのならば、試合前後に球場の前ですればよいのです。
「試合にのぞむ気持ちになれない」などと言っている選手はプロ失格だと思います。
プロ野球が延期や中止になることで、
例えばグッズを作っている零細企業、弁当を売る会社。人々を動かす交通機関、周辺の飲食店・・・
いろんなところに影響がでるはずです。
野球選手は一般人よりも収入が多い仕事ですから、何日も休んでもかまわないかもしれませんが、
それでは生活できない人のほうが多いことをしっかり考えなければいけないと思います。
批判をする人がいるのと同じく、野球を楽しみにしている人もたくさんいるはずです。
暗いニュースの中に、ひとつでも明るい話題を作っていくことが、
スポーツ選手であり、お笑い芸人であり、アーティストであると思います。
プロとは自分に与えられた仕事に徹することができる人です。
野球をして給料をもらっている人は、野球をしてなんぼです。
それができないのであれば、
野球が延期される分の給料を日割り計算して
義援金なり、被害を与えてしまう企業に還元すべきだと思います。
経済活動ができるのに、しないことは国を潰します。
「雨がふっているから学校に行かない」といっているのと同じです。