8/3 さよなら山!壮大な自然をありがとう!! の巻
本日はツェルマットを離れてしまうため、ちょっと頑張って早起き、
最後のお別れとばかりに、昨日マッターホルンを眺めた橋まで向かう。
私とママンだけなので、昨日とは違う裏通りを通って
ちょっとした朝のお散歩を楽しむ。その途中、ニャンコに出会った。
スイスに来て初めてくらいにニャンコにあったが、
とても美人さん&懐っこくて、初対面の私たちにもすり寄ってきてくれた。
本日も堂々たるマッターホルン
可愛い美人なにゃんこさん
昨日とは違う場所からマッターホルンを眺め、また街をぐるっと散策。
帰り道にニャンコが居た道を通ったら、私たちを待っていてくれた!!
ずいぶん人懐こいので、きっとこの場所で
色々な人にご挨拶をしているのだろう。
別れを惜しみながら、ホテルにてまた充実の朝食。
山で食べるのはここで最後なので、後悔の内容にガッツリ食べる!
早いうちにホテルを出てしまう私たちを、ホテルのおじさんが
「また戻ってくるんだろ!?」など言いながら、笑顔で送り出してくれた。
可愛らしい街、ツェルマットともここでお別れだ。
スイスの山は本当に素晴らしかったな~。。。
ツェルマットはガソリン車は禁止なので、電気自動車が走っている
電車の駅。色々な国の言葉で「ようこそ!」
電車にてテーシュへ。
今日はここから移動に移動で、ジュネーヴまで向かう予定だ。
バスに揺られること3時間半。シャモニーへ到着。
本日はランチに日本食をいただく。
バッチリすぎる和食で美味しかったので、
量がかなりあったのだが、食べきってしまった。
時間も時間ということもあったけれども、
このお店はひっきりなしにお客さんが来ていたので
和食は人気なのだな。。。
鮭の塩焼きと鶏照り焼きとおしんこと冷奴とお味噌汁と白米。
日本食でもかなり豪華だぞい!
ランチをいただいた後は、シャモニーをひとしきり散策。
ツェルマットは、街の感じなどがドイツに似ていたが、
シャモニーは一気にフランスの香りがする。
マカロンも可愛く美味しそうだったし、
建物の色も、大分明るい感じになってきた。
ちょっと急ぎ足気味に回っただけなので、
時間がなくて残念だったが、明るい日差しの中、
カフェで昼食やお茶を楽しんでいる人たちを見ると
やはり曖昧ながらもフランスなのだな~と思った。
川は雪どけ水で流れがすごい!町はきれいだった。
可愛いマカロン~!!!買って帰りたかった!
バスで少々移動しつつ、エギーユ・デュ・ミディ展望台へ向かう。
バスから展望台入口は少々歩くのだが、本日は晴天で暑い~!!!
日差しが物凄いので、半袖一枚で十分なのだが、
ここからロープウェイ一回乗換のみで、標高3842mまで登るため
油断は禁物だ。暑い中、厚手のパーカーと
ゴアテックスをしっかり持っていざ乗り場へ。
ひたすら上に上がっていく。揺れると本気で怖い。
20分くらいでぐんぐん上昇していくので、
気圧もぐんぐん下がって、気温もぐんぐん下がる。
展望台付近につくころには、暑い中持っていたパーカーと
ゴアテックスをがっつり着込んでも寒いくらいだった。
最後の山鑑賞とばかりに、モンブランを鑑賞。
この日は本当に珍しいくらいの晴れだったみたいで、
遠くにマッターホルンなどを見ることができた。
(ちょっとでも曇っていると見えないらしい)
名峰モンブランがすぐ近くに。(といっても、実際はかなりの距離!)
もはや天空の域に。。。
これまた360度、真っ青な空と山々を満喫して
一気に下に下がってくる。
それでも、上の展望台で冷えた体には、
下の暑さがちょうど良いのであった。
スイス、フランスの山々とも本当にこれでお別れ。
バスに乗り込み一路ジュネーブへ向かう。
美しい山々に囲まれた穏やかな村。
だんだんと山や自然の多かった景色から、街へと眺めが変化していく。
レマン湖付近を通過して、無事にジュネーブへ到着。
コルナバン駅から数分のホテルが今夜の宿泊先だ。
今夜は夕食を皆さんとホテルで
いただくことになっている(最後の晩餐!)ので、
時間まではホテルをチェックしたり、レマン湖付近まで足を延ばしてみる。
ホテルから歩いて10分くらいでレマン湖に到着したのだが、
夏の間のイベントなのか、レマン湖のほとりには移動型遊園地や
イベントテント(夜にはDJが入ってお酒もいだたけそうな感じ)があって
静かに楽しむのには少々気が散ってしまった。
物凄い日差しの中、記念写真を撮って、ちょっとお散歩して終了。
回りのすごい音量に押される様にして、早々と退散してしまった
レマン湖。周辺のみなさまは夏を満喫していた。
本日の夕ご飯は皆様で創作フレンチをいただく。
ゆっくりお話しできるのも今夜で最後。だいぶ淋しい気分になりつつも
楽しかった旅を振り返りつつ、今回の旅で回った
ベルニナ鉄道と、氷河特急の乗車証明書、
世界3大明峰(マッターホルン、ユングフラウ連峰、
ベルニナアルプス)訪問証明書、
ツアー会社の100周年の証明書も記念にいただいた。
本当にちょっとのトラブルがありつつも、旅の話はつきなくて、
かなり時間をかけて夕食をいただいてしまった。
夕食後は日が暮れるまでホテルの周りを散策。
コロンバン駅の周辺は工事をしていて、
しばらくすると一新されるとのこと。
ジュネーブはゆっくり見て回る時間がないので残念だったけれど、
夕暮れの通りに、レストランで素敵な夕食を楽しむ人たちを眺めながら
スイス最後の夜を思い出に。
チューリヒとは一味違う街並み。フランスに近いからかな。
明日預けるバゲージの重さを気にしつつ、
パッキングをしてゆっくりお風呂にも入って就寝。
夜が明けたら、いよいよ帰国だ~(泣