脳血流量を高めて脳アンチエイジング「海馬を刺激する腸内細菌とは？」認知症と腸内環境の関係

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あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師　胃腸良子です。

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数年前、息子の家庭教師のお母さん52歳の女性が

司法試験に合格しました。

52歳ですよ！52！

私なんか昨日のおかずも忘れるくらいなのに。

六法全書、全部頭に入れられるなんて。

脅威の脳年齢にびっくりです。

それとは真逆。

専業主婦で人と接するのが嫌いなcさん。

最近なんだか様子が変。

いつも忘れものするし、道が覚えられないし、

同じ話、毎回話します。

まだ51歳だというのに若年性？

受診を勧めるべきか迷います。

なぜこんなにも脳年齢に差が出るのでしょう？

遺伝子？生活習慣？それとも腸内細菌？

最近の私のテーマは脳の健康。

いかにアルツハイマーを防いで脳内のアンチエイジングができるかチャレンジです。

腸→膣→脳

と順に菌活サプリをだすのが夢。

本日は脳情報、認知症を防ぐ腸内細菌に触れてみます！

脳血流量を高めて脳アンチエイジング「海馬を刺激する腸内細菌とは？」認知症と腸内環境の関係

ゴルフは歩いてしゃべって、認知症予防に効果的

認知症は5人に1人

人生100年時代なんて大袈裟な。

そう笑っていた10年前。

いま、私の父は89歳、義理母83歳、叔母84歳。

全員80歳を過ぎても元気です。

果たして自分が80代を向かえたときに

親世代のようにしっかりしていられるかというと

自信がありません。

厚生労働省の発表によりますと、

日本国内における高齢者の認知症患者数は

2025年には約700万人、

65歳以上約5人に1人に達するとされています。

またそんな状況を加速させたのが「コロナ以降の社会活動の減少」。

認知症患者の約4割から5割が「認知機能、身体機能の低下等の影響がある」と答えているという。

今後、認知症患者問題は勢いをました社会問題になりそうです。

認知症と腸内環境

認知症と腸内環境の関係もどんどん解明されています。

認知症患者さんは健常な人と比べると腸内細菌Ⅰ型でバクテロイデスが多いようです。

腸内細菌の代謝物アンモニアが発症と関係があると考えられているようです。

軽度認知障害群では、認知機能正常群と⽐べてバクテロイデス優位群が有意に多いことがわかりました(55.7% vs. 19.1%, P=0.009)。バクテロイデス優位群は、⼤脳⽩質病変（脳 MRI の異常所⾒）が多く (34.4% vs. 4.8%, P=0.009)、VSRAD スコア（海⾺の萎縮度）も⾼値でした(中央値 0.96 vs. 0.52, P=0.01)。さらに、多変量解析によって既知の認知症危険因⼦を調整しても、バクテロイデス優位群は軽度認知障害の有意な関連因⼦と判明しました(オッズ⽐ 5.36, 95%信頼区間 1.30-28.7, P=0.019)。これは、年齢や性別などの危険因⼦とは関係なく、腸内細菌の変化が軽度認知障害のリスクを約 5 倍⾼めることを意味します。今後、東北⼤学⼤学院農学研究科の都築毅准教授と共同で、⾷事や栄養と腸内細菌の関連についても解析する予定です

軽度認知障害は腸内細菌と関連国立長寿医療研究センター

獣医学界にも研究は広がっています。

麻布大学、認知症と腸内細菌叢の関係を明らかにする研究を開始