花粉が飛散開始!「2024年花粉状況」アレルギー疾患と腸内細菌叢、プロバイティクス治療とは? | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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さあ、花粉が飛び始めましたよ!

60代の知人が、

「花粉症デビューしました、目が開かなくなってびっくり!」

 

 

 

あちゃー、お気の毒に。

一言で花粉症といいますが、これって相当辛いですよね。

私も昔、ちょいデビューしたことあります。

 

 

 

え?花粉症って治るの?

1年に50回くらい聞かれる質問ですが。

治ります、根気が入りますが。

 

 

 

減感作療法でもなく、

舌下免疫療法でもなく、

体に花粉が侵入しないタイトジャンクションを作れば、

花粉症に悩まされることは少なくなります。

 

 

 

でもこれには時間が必要です。

少なくとも2ヶ月くらい前から対策をはじめていただけないと。

アレジオンのお世話になることに。

 

 

 

でもアレルギーって相当なストレスとハンディですよね。

痒みやムズムズによる集中力の低下、

薬の副作用による眠気や口渇。

まとわりつく症状が辛すぎる。

 

 

 

本日は花粉症とプロバイオティクス治療について。

ナースキュア「シンバイオティクスEX」の主原料ビフィドバクテリウム・ロンガム種が

花粉症に有効という発表が相次いでいます。

 

 

 

花粉が飛散開始!「2024年花粉状況」アレルギー疾患と腸内細菌叢、プロバイティクス治療とは?

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  2024年今年の花粉は?多い?少ない?

 

 

昨年は結構花粉が酷かったですよね。

ゴルフやる人は暴露料(浴びる量)が多いので花粉症の人だらけ。

そこまでしてやらんでもと思いますが。

 

 

そこで朗報。

2024年春の飛散量は2023年に比べると少ないよう。

しかし、北海道と東北北部は前シーズンの飛散量が少なかったため非常に多い見込みだそうです。

ご注意ください。

 

 

参照:2024年春の花粉飛散予測 

 

 

 

 

  アレルギー疾患と腸内細菌叢

 

 

アレルギーがある方は腸活頑張ってください。

口酸っぱく言っておりますが、

多くのデータが発表されエビデンスが定着しつつあります。

 

 

アレルギー性疾患患者と健常者の腸内細菌叢を比較すると、

腸内細菌叢の多様性が乏しく偏りがあります。


2015年のHuaらの研究では、

American Gut Projectで公開されているデータから米国の成人1879名を分析した結果、

すべてのアレルギー性疾患患者において腸内細菌叢の多様性が減少しており、

特に、季節性アレルギー、薬物アレルギー、ピーナッツアレルギーにおいて、

その傾向が顕著であったことが報告されています。



Huaらがアレルギー性疾患と腸内細菌の関連性について、

原因として考えているのがディスバイオシスです。

 

 

参照:プロバイオティクスとアレルギー 2024.2.18参照

https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/67/3/67_197/_pdf

 

 



他の研究でもアレルギー性疾患患者の腸内細菌叢は、

多様性が低くく、一部のバクテロイデス(Bacteroides)属が多いという報告と

一部の酪酸産生菌が少ないという結果が報告されています。


酪酸は腸管のエネルギー源として利用されるほか、

腸管バリア機能を強化したり、

過剰な免疫反応を抑制するTreg細胞を活性化するという、

ヒトにとって有益な働きがあります。

 

 

 

  花粉症対策は日常的な腸内環境改善から

 

 

花粉症の治療法に腸内細菌が利用されています。



特定のプロバイオティクスを摂ると症状が緩和する可能性があります。
日本のスギ花粉症患者が、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) BB536株を含む

ヨーグルトを毎日継続的に摂取したところ、鼻水や鼻づまりといった花粉症の症状が軽減されたというのです。
また、腸内において、花粉症の症状の悪化につながるとされる腸内細菌バクテロイデス フラジリス(Bacteroides fragilis)などの

増殖が抑制されたそうです。

 

 

 

 

ナースキュアにも喜びの声が多く寄せられています。

よかったね、早めのシンバイオ!

 

 

 

 

2月から4月ごろまで花粉は続くでしょう。

しっかりと対策してお過ごしください。

 

 

 

 

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