注目の腸内細菌!アッカーマンシア・ムシニフィラAkkermansia muciniphila肥満 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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世界的に肥満が問題となっています。

アメリカや中国、そして東南アジア全域に問題は広がっています。

 

 

 

特に中国。

子どもたちの肥満が社会的な問題に。

食べ過ぎ、運動不足、生活習慣病。

 

 

 

日本はどうでしょう?

日本ではおじさま方の肥満が多いよう。

40代以降の肥満は40%近く。

やはり運動不足と過食が原因。

 

 

 

食べ過ぎというよりも食事内容の影響によって肥満体質が増えています。

血糖値を降下させる新薬が肥満患者に処方できるようになったとニュース発表されていました。

 

 

 

 

これはいかがなものか?

私は思います。

ジャンクフードを食べて血糖降下薬を飲む。

ジュースを飲んで血糖排出剤を飲む。

健康からはどんどん遠ざかっているような。

 

 

 

本日は肥満の原因となっている腸内細菌についてフォーカスしてみましょう。

動物性脂肪の過剰摂取によって減少してしまうスーパー腸内細菌のご紹介です。

 

 

 

 

注目の腸内細菌!アッカーマンシア・ムシニフィラAkkermansia muciniphila肥満

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  世界の肥満増加問題

 

 

肥満や過体重は世界中で急速に増えています。

世界肥満連合(WOF)によると世界的に肥満が急増しており、1975年からほぼ3倍に増加したそうです。

 

 

2016年の時点では、BMI(体格指数)が25以上30未満の過体重成人の数は世界で13億700万人、

BMIが30以上の肥満成人の数は6億7,100万人にのぼります。

 

 

現状のまま対策をしないでいると、2025年までに世界の成人の5人に1人が肥満になる可能性がり、

うち3分の1はBMI(体格指数)が35以上のため医学的な介入が必要な高度な肥満です。

 

 

WOFは2035年までに世界の人口の半数以上が肥満または過体重になると警告しました。

 

 

 

 

  肥満と腸内細菌アッカーマンシア・ムシニフィラ Akkermansia muciniphila

 

 

現代社会で肥満が急増している原因としてある腸内細菌の減少がクローズアップされています。

 

 

アッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)はベルコミクロビウム(Verrucomicrobia)門に属する

グラム陰性の偏性嫌気性細菌です。

 


2004年にデリエンらにより健康なヒトの糞便から発見されたアッカーマンシアは新菌属として提唱されました。
ヒト、マウス、チンパンジー、馬、豚などの動物の腸管内に存在することが確認されており、

特に結腸に多く、健康な成人では菌叢全体の0.5–5%を占め、

生後1カ月の乳児糞便から検出され、ヒトのライフステージで糞便中の量が変動することも分かっています。

 

 

 

 

 

 

 

  注目の腸内細菌!アッカーマンシア・ムシニフィラ Akkermansia muciniphila

 

 
肥満と密接な関係があるとしてアッカーマンシア・ムシニフィラAkkermansia muciniphilaの研究が進められています。
こちらは菊池中央病院の中川医師のご意見です。
 
 

近年の DNA 解析の発展と腸内細菌学の確立によって,腸内環境の変化が宿主の生体恒常性維持と密接に関与することが科学的根拠に基づいて明らかにされ始めています。私たちの消化管内には重さにして 1.5 kg、数にして 1014 個以上もの腸内細菌が棲息し、一つのコミュニティーを形成しており、エネルギー代謝異常疾患、免疫疾患や神経系疾患など腸管関連疾患から末梢組織における疾患まで、ある種の腸内細菌が様々な病態と密接に関与することが示唆されています 1)。また、このような腸内細菌と宿主を結びづける実質的な分子実体として、腸内細菌由来代謝物が注目され始め、生体恒常性維持に重要な役割を果たして
いることが示唆されてきました。

アッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)は、2004 年に発見された、ヒトの腸内に存在するムチン分解菌であり、肥満、糖尿病、炎症との関連について近年、広範な研究がされるようになってきました。

アッカーマンシア・ムシニフィラは、特に、肥満及び 2 型糖尿病に有効である可能性が注目されています。この細菌は通常はヒトの消化管に 3-5%存在しますが、肥満している場合にはこの比率が低下していることが判明しました。また、同菌を肥満マウスに注入したところ、体脂肪量を半減できることが解りました。

消化管は粘膜がむぎだしになっているわけではなく、ムチンという粘液に覆われており、そのムチンのゲル層は、胃では厚く全面を覆っていますが、小腸では薄く断続的となり、大腸では再び厚く全面を覆るようになります.ヒトの場合、ゲル層の厚さは、胃と大腸では数百 µm から 1 mm 近くになるとされています。アッカーマンシア菌はムチン分解菌ですが、ムチンを産生させる役目もあり、腸内で繁殖すると、腸の壁の厚さが増し、ムチンが増え、糖類が身体に吸収されることが妨げられることにより糖の吸収が悪くなり、痩せる作用があると考えられています2)。また、同時に厚くなったムチンが腸内で発生した炎症物質の腸
内侵入や細菌やエンドトキシンの腸管内粘膜への侵入を防ぐために、同菌の増加は、全身の抗炎症作用があると考えられています。このムチンの存在は食物繊維が不可欠で、欧米の食生活は食物繊維が少なく、食物繊維飢餓という非常事態に際して、さまざまな腸内細菌が、自らの生存のために、生体防御として非常に重要な粘液層を消化しながら粘液層を破壊してしまいます。食物繊維の少ない欧米型の食事はこのような機序で消化管内ムチンを減少させ、アッカーマンシア菌を減少させてしまうのです3)。また、食物の脂肪の種類が、消化器官の他の細菌と比較してアッカーマンシア菌の成長に影響を及ぼすことが解ってきました。マウスで、ラードを摂取群と魚油摂取群を比較してみました。11 週間後、魚油食を摂取した群はアッカーマンシア群及びラクトバシラス属の細菌が増加しましたが、ラード食を与えた群は両者の菌が減少していました。また、このアッカーマンシア菌群が減少したマウスでは炎症反応が亢進していました4)。アッカーマンシア菌が減少する他の物質として抗生剤の投与が知られており、家畜に抗生物質を投与すると家畜が肥満する現象に関連しているのかもしれません5)。また、非吸収性の人工甘味料もアッカーマンシア菌を減少させ、これは長期間の人工甘味量の飲用で肥満が生じることと関連しているのかもしれません。

薬剤でアッカーマンシア菌を増加させるのがメトホルミンで、メトホルミンは血中から便中にぶどう糖を出す作用があり、このぶどう糖を餌にアッカーマンシア菌が増殖し、同薬の血糖降下作用の一部になっていると考えられています6)。アッカーマンシア菌は抗炎症作用や、抗肥満、血糖降下作用のみならず、近年、抗悪性腫瘍剤の PD-1 阻害剤の作用を増強させる作用も指摘されており7)、優れた腸管内の善玉菌であることがわかってきました。

 

 

ポテトやコンビニに揚げ物にはラードが使用されているのをご存知ですよね?

ジャンクフードやコンビニ食の動物性油脂が原因でアッカーマンシア・ムシニフィラが減少していることが推測されます。

ダイエットや肥満治療をやる前にまずは食生活の見直しを。

肥満連鎖をストップさせる根本的解決策を探していきましょう。

 

 

 

 

下矢印胃腸良子メディアインタビュー

 

 

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