2023年胃の問題について考える「食道がんが増える理由」ピロリ菌がいなくなった胃はどうなる? | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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胃のことについて考えたことはありますか?

普通はありませんよね。

私はよく考えます。

 

 

 

私の胃は、元ピロリ菌保菌者で胃の粘膜が萎縮している状態。

このまま行けば胃がんができて手術をするハメになるでしょう。

その時のために毎年の胃カメラは欠かせません。

 

 

 

自分が胃カメラを入れられた状態でモニターをガン見しながら、早期癌がないかチェックしている相当変な女です。

私の胃は、健康な胃粘膜の人に比べるとかなり劣化していますが自覚症状は全くありません。

これが「胃の特徴」です。

 

 

 

辛抱強い日本女性のようにギリギリまで弱音を吐かない臓器。

自覚症状が出始めたら病状は相当進行していると考えてください。

 

 

 

胃がん大国だった日本が、ピロリ菌の発見をきっかけに変化しています。

ピロリ菌を除菌したため胃潰瘍や胃がんが減少しました。

しかしその代償として別の病気が増えています。

 

 

 

病気の治療とは、人間の知能と生物の進化の闘い。

イタチゴッコですが、この闘いが人間の寿命を延ばしてきたのだと思います。

 

 

 

本日は、今年始めの「胃」について考えてみましょう。

 

 

 

2023年胃の問題について考える「食道がんが増える理由」ピロリ菌がいなくなった胃はどうなる?

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  ピロリ菌が胃から居なくなったら・・・

 

 

 

日本の環境が清潔になったことや上水道が完備されて井戸水を飲まなくなったことが影響し、

ピロリ菌の感染率は低下しています。

また、ピロリ菌が胃がんの原因菌という認識も拡がり積極的な除菌が行われたことによって、

胃潰瘍や胃がんの発症率も低下し続けています。

 

 

これで胃の病気問題はだいぶ解決されたように思われましたが、除菌によって新たな問題が発生しました。

ピロリ菌によって抑えられていた胃酸の分泌が正常に戻り、不快を訴える人が増え始めたのです。

 

 

胃酸の分泌が増えると食道へ逆流が起こることがあります。

食道粘膜は胃粘膜と違い「胃酸」に強いつくりではないため「炎症」が起こりやすくなります。

それに加え、食生活の欧米化や食べ過ぎが原因でさらに胃酸が過剰に分泌されるようなり、

逆流性食道炎を抱える人が急増しているのです。

 

 

 

 

  逆流性食道炎を放置すると

 

 

 

逆流性食道炎になると、胸やけ、ゲップなどの自覚症状が表れますが、

なにより問題になるのは「食道がんのリスクが上がる」ということです。

 

 

逆流性食道炎が影響するのは、食道がんの中でも「腺がん」という欧米に多いタイプの食道がん。

ピロリ菌を除菌すると「食道腺がんのリスクが上がる」ことは予測できたことでしたが、

日本人に多い食道がんは扁平上皮がんのためあまり問題視されていませんでした。

 

 

しかし、日本人の食生活が欧米化したこと、肥満者が増えたこと、過食の影響なども重なり、

ここ数年日本人にも逆流性食道炎からの食道腺がんが増え始めているのです。

 

 

「胃がんのリスクを減らそう」と国をあげてピロリ菌の除菌を勧めてきましたが、

それが逆流性食道炎を増やし食道腺がんのリスクを上げることになって」しまったのです。

 

 

 

 

  慢性炎症が寿命を縮める

 

 

 

慢性的に炎症が続いている場所には発がんのリスクが上昇します。

例えば・・・

 

 

・逆流性食道炎⇒食道がん

・間質性肺炎⇒肺がん

・胃炎⇒胃がん

・ウイルス性肝炎⇒肝臓がん

・胆嚢炎⇒胆嚢がん

・潰瘍性大腸炎⇒大腸がん

・子宮頸部炎⇒子宮頸がん

 

 

このように炎症が続く場所にがんが出来やすくなります。

これはなぜでしょう?

 

 

炎症が起こると酸化的ストレスのために粘膜上皮細胞のDNAに傷害が加わり、

アポトーシス(細胞死)が亢進します。

この時にDNAが複製されますが、その頻度が高いとそれだけ突然変異が生まれやすく、

がん細胞が発生するリスクが高まります。

突然変異に生じて、傷ついたDNAを持った細胞が生き残るとがん細胞が出現する確率が高くなってしまうのです。

 

 

 

 

 

  胃がんも食道がんも予防するためには

 

 

 

胃がんにもなりたくないし、食道がんなんてなおさらイヤだ!

そんな私達に必要なことは「胃酸分泌のコントロール」です。

胃酸の分泌を一定に保ち過剰分泌を防ぐことで、胃炎も逆流性食道炎もある程度予防することが可能です。

 

 

・食事の間隔は一定に。長時間の空腹は胃酸のよるダメージが大きくなります。

・暴飲暴食を避ける。

・喫煙とアルコールの過剰摂取は粘膜を攻撃します。

・熱いもの、辛いものを摂りすぎない(粘膜に刺激が強く炎症を悪化させます)

 

 

日常生活を注意しても症状が回復しないという方は早めに受診しましょう

薬物療法をおこない炎症を抑える必要があります。

 

 

・プロトンポンプ阻害剤(オメプラール、タケプロンなど)

・H2受容体拮抗薬(ガスターなど)

・制酸薬

 

 

しかし、これらの薬は服薬を中止するとまた症状が再燃するというデメリットもあります。

長期服用する場合は、できるだけ粘膜を保護するような粘膜保護薬がお勧めです。

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2023年これからの胃の問題はどう変化するのでしょうか?

胃の大事、食道も大事、少しでも粘膜を大切にしてがん予防に努めましょうね。

 

 

 

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