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美は胃腸から・・・
あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
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昨日、ファッションコンサルの方よりご相談がありました。
ここのところ肌荒れやアレルギーが出はじめてしまって・・・
顎下にニキビができたり、毛穴が開いたり。
アクセサリーも痒くなるから付けられないの。
仕事に影響が出てしまうから困るのだけれど、
やっぱりこれは腸内環境よね〜？
4年ぶりにお目にかかったAさん。
確かに肌が荒れております。
以前はとても綺麗なキメの細かい肌だったのですが。
どうしたというのでしょう？
若い頃から便秘がちだったのだけれど、
年齢と共に酷くなって。
いまは時々市販薬を飲んでるわ。
腸内環境にについて話を聞かせて。
それから肌荒れと腸内環境について話始めました。
でも口頭だとざっくりとしか説明出来ないので、
ココにまとめてみたいと思います
少し難しくなりますが、肌荒れは腸内細菌が深く関わっていることを分かっていただけたら幸いです。
本日は便と肌の関係についてまとめてみましょう。
肌荒れの原因は便秘？「腸内環境の悪化を放置した結果」開いた毛穴は治らない？スキンケアは腸から
腸内細菌と肌荒れの関係
腸と皮膚の研究により、
腸内細菌が代謝する「短鎖脂肪酸」がアレルギー性疾患を予防することが分かっています。
豪・モナッシュ大学の動物実験からです。
マウスをグループ分けし、発酵性食物繊維を多く含む食事、または精製された短鎖脂肪酸を与えて比較しました。
短鎖脂肪酸の一種である酢酸を同位体でマーキングし体内で追跡を行います。
腸で代謝された酢酸は皮膚に数分で到達し、ケラチノサイトの代謝を促進させ、健康な皮膚に必要な構成成分を生成しました。
その結果、皮膚のバリア機能はアレルゲンに対して強固になったといいます。
腸内環境が老化すると皮膚も老化する
腸内環境が老化すると肌も老化してしまうことが証明されています。
若いマウスと年老いたマウスの糞を無菌マウスに移植したところ、
若いマウスの糞を移植されたされたマウスは、健康な肌を維持するのに必要な各種遺伝子が優位に発現しました。
セラミド分解酵素、ヒアルロン酸分解酵素、コラーゲン、水輸送タンパク質のｍRNA、
これらは老齢マウスの糞を移植した場合は増加が認められず、
若いマウスの糞を移植した場合に優位に増加しました。
参照：https://confit.atlas.jp/guide/event-img/pharm140/2X14-24-09/public/pdf?type=in
食事から摂る栄養素を肌に届けるのは腸内細菌
食事から摂取したヒアルロン酸を肌に届けるのも腸内細菌の働きが関与しています。
経口摂取したヒアルロン酸は胃液や小腸の消化酵素では分解されず、
大腸の腸内細菌によって分解されます。
肌によいものを一生懸命食べたとしても腸内細菌が働かないと、
美肌は作られないということです。
https://www.kewpie.com/newsrelease/items/2021/items/pdf/2021/newsrelease_20210610_61.pdf
肌のバリア機能が破戒されると肌荒れやアトピー性皮膚炎を引き起こします。
便秘や下痢を改善させることしか肌荒れ予防の道はなさそうです。
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子