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美は胃腸から・・・
あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
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先日、腸内細菌学会に参加したことをご報告しました。
本日は発表内容についてふれてみたいと思います。
いま医師も薬剤師も腸内細菌と疾病の関係を解明するために様々な研究を重ねています。
細菌というヤツは、予想以上に私達の身体をコントロールしています（勝手にな
）。
近い未来には難病と言われている治療不可能な疾病が予防できる日がくるかもしれません。
薬よりプロバイオです。
そんな日が来るまで。
とにかく今の私達にできることは、
日々の排便コントロール。
腸内細菌を味方につけて元気な日々を過ごしましょう！
第26回腸内細菌学会学術集会「長寿、ファスティング効果、母体と胎児の成長、パーキンソン、がん」
第26回腸内細菌学会学術集会
まずは慶応義塾大学医学部微生物学・免疫教室の発表から。
長寿と腸内細菌の関係です。
百寿者（平均107歳）、高齢者（平均85歳）、若齢者（平均30歳）の便サンプルを解析した結果、
若齢者と高齢者と比較して百寿者は様々な菌種が増加していました。
これらの菌により二次胆汁酸が腸管で増加しているため、グラム陽性病原性細菌の排出が促進され
健康な腸内環境が維持出来るのではないかと考えられます。
次は慶応義塾大学大学院薬学研究科からの発表です。
絶食が腸に及ぼす影響についての研究。
絶食は小腸粘膜の萎縮が生じ、摂食を再開すると回復することが知られています。
また腸内細菌叢も変化させることから腸管免疫に影響を与えるのではないかと考えられます。
次は慶応義塾大学薬学部の研究です。
母胎の腸内細菌叢が胎児の成長に及ぼす影響について。
無菌マウス（母親から腸内細菌を受け継がないマウス）は出生時は体重が減少し発育遅延を生じます。
離乳後は高脂肪食によって肥満形質を示します。
これらはインスリン様シグナルに影響を及ぼしていることが示唆されます。
名古屋大学大学院医学系研究科・神経遺伝情報学の発表
パーキンソン病へ腸内細菌が関与しているのかという検証です。
パーキンソン病では短鎖脂肪酸産生菌が低下し、アッカーマンシア・ムシニフィラが上昇することが分かっています。
アッカンマーシアの上昇はムチン低下による腸管壁透過性亢進（リーキーガット）を引き起こし、
農薬などの毒物暴露を促進させることが想定されます。
大阪国立大学大学院医学研究所・病態生理学からの演題。
腸内細菌叢と肥満関連肝がんについてです。
高脂肪食は肝臓がんの発症が著しく促進されます。
デオキシコール酸を産生するグラム陽性腸内細菌が増加するためです。
その結果、腸管透過性が亢進され肝臓がんの原因となる物質が血中に移行され肝臓に蓄積してしまいます。
シンバイオティクスとは、生きた細菌（プロバイオティクス：生菌）と腸内細菌の餌（オリゴ糖）を選択的に組み合わせて、腸管内で腸内細菌を育てる新しい腸活サプリメントです。
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子