腸活ブーム、終わりませんね。
NHKでも2日に渡り腸内環境によい食物繊維の特集をしていました。まあブームと呼ぶにはちょっと違うような気がしますが。
腸活はこれからの医療の要といわれ、世界中で研究が行われています。
医療の転機が来ているような気がします。
これからは抗生物質やステロイド中心の医療から、細菌活用の時代へと変わっていくのではないでしょうか?
(7年前、私が胃腸良子になった時はだれも腸内細菌なんて騒いでいなかった
)
![えー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/011.png)
さて、NHK朝イチで特集されていました発酵性食物繊維アラビノキシラン、これは何?小麦フスマ?オートミール?と思われた方が多いと思います。
本日はこの発酵性食物繊維「アラビノキシラン」について。
どんな食品からとれば良いのでしょうか?
NHK朝イチで特集されていた食物繊維アラビノキシランとは?腸内細菌を増やす穀類ヘミセルロース
食物繊維は1種類に偏らないように![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
腸内環境に良い発酵性食物繊維アラビノキシランとは?
アラビノキシランとは、ヘミセルロースという糖質の一種です。
米糠、古代米、ライ麦、パイナップルなどに含まれます。
米糠に含まれるヘミセルロースに、キノコに含まれる菌糸体の酵素を作用することでアラビノキシランが得られます。
免疫賦活作用による抗がん作用、抗ウィルス作用、抗酸化作用、糖尿病改善作用などの効果が期待されています。
アラビノキシランと腸内環境改善効果
アラビノキシランのような発酵性食物繊維が腸内にたどり着くと、腸内の善玉菌が活発になり短鎖脂肪酸が増えます。
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
ただこれは善玉菌が存在することを前提として説明していますが、現代の人々はそもそも善玉菌が極端に少なくなっていることが問題だと言われています。
そのため発酵性食物繊維だけではなく、善玉菌、水溶性食物繊維、オリゴ糖など、プロバイオティクス、その餌をバランス良く摂る必要があります。
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
短鎖脂肪酸を増やさないと痩せることはができない?
注目されている「短鎖脂肪酸」ですがこんな効果があることが分かっています。
・肥満を防ぐ
・血糖値を下げる
・免疫機能の正常化
ホントに肥満と関係あるの?
疑わしくなるお気持ちは良く分かります
そもそも肥満とは、脂肪細胞が血中を流れる脂質などを取り込み続けることで脂肪細胞が大きくなってしまう現象です。
しかし、腸管から吸収された短鎖脂肪酸が血流にのり全身にまわると、脂肪細胞に働きかけて脂質の取り込みをセーブするようになるのです。
更に短鎖脂肪酸は、全身の筋肉に働きかけてエネルギー消費を高めます。つまり脂肪が燃えやすい身体作りをサポートしています。
短鎖脂肪酸が増えた結果
オートミールも小麦ふすまも良いけれど、食物繊維は1種類に偏ることなくバランス良く食べましょう。野菜の栄養は食物繊維だけでなく、ビタミンミネラルの補給にも大切です!
でも腸活は肥満予防には必ず必要だからねー〇〇だけダイエットは絶対ダメということです