新型コロナワクチンは効くのか？「接種間隔が長いほど効果大？」接種後の効果と副作用

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美は胃腸から・・・

あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師　胃腸良子です。

今日、駅から打ち合わせ先に向かおうとしたところ、「新型コロナワクチンは止めろ！」というプラカードを持った団体が、マスクをせずに大声で演説をしていました。

なんで人は極端な意見が大好きなんだろー？
そう苦笑いをしながら耳を傾けてみたところ・・・

「ワクチンを打ったアメリカではもう12名も亡くなっています！シンガポールでも3名、このままでは私達はワクチンに殺されます！」

おいおい、その数字どっから引っ張ってきたの？
しかもそこで集会する目的は？
あなたが陽性だったら、それこそウイルス兵器じゃなーい

ワクチンは絶対ダメとか、ワクチンさえ有れば救われるとか、極論だけをアピールしても、このコロナ問題は何も解決しませんよね。

やはり正しい統計のもと、必要な場所に、必要な人に、ワクチンは供給されるべきです。

副作用についてはまだ未知数もありますが、世界的に250万人の死者が出ている訳ですからね。

感染が防げるのであれば、ワクチンの有用性は確かなはずです。

では、実際にワクチンの効果はどの程度なのでしょうか？

本日は、いま現在発表されている情報を皆様にお伝えできればと思います❣️

新型コロナワクチンは効くのか？「接種間隔が長いほど効果大？」接種後の効果と副作用

新型コロナワクチンの効果

オックスフォード大学とアストラゼネカ社が共同開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンChAdOx1 nCoV-19（AZD1222)の有効性と安全性が発表されていました。

ワクチンの有効率は66.7％、、ワクチン接種群の入院例はゼロとかなり高成績なようです。

　解析対象は、単純盲検RCT 3件（英国の第Ⅰ／Ⅱ相試験と第Ⅱ／Ⅲ相試験、ブラジルの第Ⅲ相試験）および二重盲検RCT 1件（南アフリカの第Ⅰ／Ⅱ相試験）の計4件に参加した18歳以上の成人1万7,178例。内訳は、標準用量（一部のRCTでは1回目が低用量）のAZD1222ワクチンを2回接種するAZD1222群が8,597例、対照ワクチン（髄膜炎菌結合型ワクチンMenACWY）または生理食塩液を2回接種する対照群が8,581例だった。

　主要評価項目は、2回目の接種後14日目以降の症候性COVID-19発症〔核酸増幅試験でSARS-CoV-2陽性かつCOVID-19に特徴的な症状（37.8℃以上の発熱、咳、呼吸困難、嗅覚障害、味覚障害）を1つ以上発現〕とした。

　解析の結果、主要評価項目の発生はAZD1222群84例（1.0％）と対照群248例（2.9％）の計332例で、ワクチンの有効率は全体で66.7％（95％CI 57.4～74.0％）だった。

　1回目の接種から22日目以降にCOVID-19で入院した患者は、対照群の15例に対しAZD1222群では皆無だった。

　重篤な有害事象の発現率は、AZD1222群で0.9％、対照群で1.1％だった。ワクチン接種とは関連性がないと考えられる死亡が7例（AZD1222群2例 vs. 対照群5例）発生し、うち対照群の1例はCOVID-19関連死だった。

メディカルトレビューより

接種間隔12週間以上で有効率81.3％に

この研究では、さらにコロナのワクチン有効率を上げる接種法が判明しました。

1回目の接種の効果は約3ヶ月低下しないことが分かりました。

1回目と2回目の接種間隔の影響を検討したところ・・・

1回目の接種後、6週間未満で2回目接種・・・有効率55.1％

1回目の接種後、12週以上と長い場合・・・有効率81.3％

これらを踏まえると、ワクチンの有効性と安全性が確認され、このワクチンは接種後約90日間は効果が持続し、1回目と2回目の接種間隔が長いほど有効性が高いと言えるようです。

これはかなり朗報ですね！

ワクチンの効果と安全性が証明されて、気温が上がってくると、本当の春がやってきそうです