IBS治療のリアル「自由診療クリニックの治療、費用対効果は?」大学病院保険診療との比較・前編 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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エイジングの鍵は腸内フローラです。私は看護師、内視鏡技師として15年間、のべ1万3千人の患者さんを看てきました。NRサプリメントアドバイザーとしてあなたの美腸内作りをサプリメントでお手伝いします。

 
 

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あなたを美腸内フローラで若返らせる!NRサプリメントアドバイザー&看護師 胃腸良子です。
 
 
 
IBS過敏性腸症候群でお悩みの皆様、しばらく関連記事を更新できず申し訳ございませんでした。
今日は本気で書きますチュー
本日の記事は「お腹が弱くて困っている方」だけお読み下さい。
 
 
 
下痢と便秘を繰り返す、またはいつもお腹の緩みが心配な方、病院迷子になっていはいないでしょうか?
 
 
 
消化器内科に行っても整腸剤を出されるだけ。
専門クリニックの薬は効くには効くけれど対象療法に過ぎず、薬が手放せない。
一生この辛い症状を抱えて生きていかなければならないのだろうか?
 
 
 
うつうつと悲しくなることがありますよね。
先日もお客様より
「死にたいくらいくらい辛いけれど、死ねるほど重症ではない」
そんなお言葉をいただきました。
 
 
 
これは症状を抱える本人にしか分からないことです。
重病人ではないけれど、健康体にはなれない。
終わることがない治療に悩まされ続けるのです。
 
 
 
現代の医療でIBSを完治させることは難しいものです。
ただ悪化する原因を取り除き、自分にあったプロバイオティクスを見つけることができれば「緩解:症状が現れないこと」まで持ち込むことは可能です。
 
 
 
本日はIBS治療のリアル。
自由診療と保険診療の治療内容、費用対効果を比較してみましょう。
長〜くなりますので前編後編に分けています。
本日は一般的な保険診療編です。
 
 
 

IBS治療のリアル「自由診療クリニックの治療、費用対効果は?」大学病院保険診療の治療との比較

 
 
IBS過敏性腸症候群とは?
 
 
私もお腹が弱いのだけれど・・・
IBSってなに?
という方のためにIBSという病気の症状をまとめた記事になります。
 
便秘と下痢を繰り返すという症状だけではIBSは確定診断できません(進行大腸がんでも同じような症状が出るからです)。
当てはまる症状があったら、必ず大腸内視鏡検査を受けて器質的な疾患がないことを確認して下さい。
 
 
 
大学病院、保険診療の治療内容
 
 
某有名大学病院消化器内科IBS専門チームの治療内容を調べてみました。
 
 
IBSの一般的な治療は生活習慣指導と食事指導、薬物治療が一般的です。
治療薬としては、
ポリカルボフィルムカルシウム、酸化マグネシウム、プロバイオティクスなどの便内容物を調整する薬
トリメブチン、臭化ブチルスコポラミンのような腸の動きを調整する薬
 
 
これらはどんな薬なのか簡単にまとめてみましょう。
 
 
◆商品名「コロネル」ポリカルボフィルムカルシウム右矢印これは高分子重合体というもので、小腸・大腸のような弱アルカリ性条件下では大量の水分を含みゲル化します。腸管内の水分を吸収することで効果を発揮します。
 
◆商品名「イリボー」セロトニン受容体拮抗薬右矢印これは腸管蠕動運動の活発化や腸管水分輸送異常の改善を促し、下痢や便意切迫感を改善させます。
 
◆商品名「マグミッド」酸化マグネシウム右矢印便秘型に使われる浸透圧性下剤です。習慣性が少ないため近年の治療には多く使われています。
 
◆商品名「セレキノン」トリメプチン右矢印腸を収縮したり弛緩したりする筋肉に働いて、腸の動きを調整する薬です。
 
◆商品名「ブスコパン」臭化ブチルスコポラミン右矢印消化管の動きを抑える抗コリン作用があるため下痢による腹痛時に使われます。しかし、副作用も多くあり緑内障、心臓病、前立腺肥大がある方には使用出来ません。
 
◆商品名「ビオフェルミンR」プロバイオティクス右矢印ビオフェルミンは死菌を使用しているため厳密にはプロバイオティクスには該当しません。しかし、保険適応の乳酸菌製剤は種類が少ないためビオフェルミンが一般的に使用されています。
 
 
 
大学病院での診療費は保険適応です。
三割負担でも1ヶ月数千円の負担で済むと思います(正確な金額が分からず申し訳ございません)。
対象療法としてコロネルやイリボーを試して症状を緩和させることが第一選択肢でしょう。
症状のコントロールができるようになったら、自分に合うプロバイオティクスを探して腸内環境の改善を目指してみて下さい。
 
 
 
まずは辛い自覚症状を改善させることが必要ですが、IBSを引き起こしている原因にも目を向けなければなりません。
明日はIBSの原因である口腔内環境と自費診療でできる専門治療についてまとめてみたいと思います。
こんな時だからこそ自分の「基礎疾患の治療」に取り組んでみて下さい。
 
 
 
 

 

 

 

 

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