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美は胃腸から・・・
あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
ある女性からこんなご相談を受けました。
「皮膚科にいってニキビを相談したらステロイド軟膏を出されました。この軟膏、凄いですね。あっという間に治っちゃったし、肌荒れにも効くからヘビロテしてます。病院に行ったら沢山出して貰うことできますか？」
これ、やってはいけないパターン代表です。
ステロイドは確かに効きます。
でもそんな全顔に塗ってはだめよ〜。
薬局で貰うとき注意されたでしょ？
え？よく聞いてなかった？
薬の説明書にも書いてあるでしょう。
効果もある薬だけど、副作用も強い薬なんだから指示通りに使わなきゃだめよ。
よく分からないから説明して欲しい？
分かったわよ〜。
わかりやすいようにまとめるからちゃんと読んでよね。
というわけで、本日はOちゃんにむけてステロイドの上手な使い方をまとめてみたいと思います。
ステロイドは万能薬、でも副作用も大きい「免疫力が低下する薬を上手にコントロール」正しい薬の使い方
ステロイドって？どんな薬？
ステロイドという薬は皆様もよくご存じだと思います。
なんにでも効くような万能薬のようなイメージがあると思いますが、どんな薬なのでしょうか
体の中で生成される副腎皮質ホルモンの中で糖質コルチコイドというものがあり、この中で最も多く生成されるのがコルチゾールです。
コルチゾールは様々な作用があり、糖の代謝、脂質代謝、タンパク質代謝、骨の代謝などに関わっています。
一般的にステロイドと言われる薬はコルチゾールを元に作られた製剤で
✓炎症を抑える
✓免疫を抑制する
✓細胞の増殖を抑える
✓血管を収縮させる
働きがあります。
一時的な炎症を抑えたり、アレルギーなどの免疫反応を抑える薬として効果が高く皮膚科ではよく使用される薬です。
皮膚科で処方されたステロイド、使い回ししてはいけない理由
皮膚科で処方されるステロイドの塗り薬には強さのランクがあります。
最も強いストロンゲストから一番弱いウィークまで5段階です。
症状に応じて、また使用する体の部位によって強さは使い分けられます。
皮膚の厚さによって吸収される量が異なりますので、四肢や体幹に出された薬を安易に顔や首に塗ってはいけません。
症状に応じた強さの薬を正しく使わないと、症状が逆に悪化したり副作用が出やすくなってしまいます。
また薬によって抗生物質が含まれているものもあります。テラ・コートリルやリンデロンVGなどがそうです。
手荒れや皮膚炎の場合、まずは強めの薬でバシッと炎症を抑えて、それから少しずつ弱めにしていく治療法も多いです。
医師の指示に従って正しく使うのがステロイド治療を成功させるコツです。
ステロイドの副作用
ステロイドは効果が強い薬ですが、副作用もある薬です。
正しく理解し自己判断での使用や中止は止めましょう。
・皮膚萎縮 皮膚が薄くなり弱くなる
・毛細血管の拡張 皮膚表面の血管が太くなり透けて見える
・色素脱失 メラニン色素が少なくなり皮膚が白っぽくなる
・多毛 うぶ毛が太くなる
・ステロイドざ瘡 ニキビができやすくなる
・皮膚の真菌感染 水虫やカビが繁殖しやすくなる
これらの副作用がステロイドを長期に使用し続けてはいけない理由です。
特に強いステロイドを顔に塗りたくるなんてやってはいけないことです。
短期的な効果を望むより、10年後の健康を考えて正しく薬を使いましょう。
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子
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