両頬に広がるシミ「女性ホルモンに左右される肝斑を消す方法」トラネキサム酸の美白効果

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美は胃腸から・・・

あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師　胃腸良子です。

コロナ巣ごもり生活が始まって毎朝近くの公園をジョギングするのが日課となりました。

ジムと違って時間の縛りもないし、緑がすがすがしいし、なんせ無料だし、これも悪くないなとハマっておりました。

しかし、そのツケはまわってきました。

早朝といえどもやはり外の紫外線は強し・・・

うっすらと両頬にモヤモヤしたものが。

これ「肝斑」ですね。

じつは私、自分はもう肝斑はできないと侮っていました。

なぜならもう閉経で女性ホルモンはかなり枯渇しているし、あとは老人性のシミに注意をしていればいいと思っていたんですが・・・

残りのわずかなエストロゲンが働いていたようです。

無料のジョギング＋レーザートーニング＝ジムの方が安かった？

などと頭の中で計算しながら鏡をのぞき込みます。

まあ、でもできてしまったものは仕方がない。

「早めの対処をしなくちゃ」とぶつぶつ独り言。

皆様が肝斑を発見したときにはどうしますか？

トランシーノ？

皮膚科でもらうトラネキサム酸？

私もそういう治療を一通り経験しましたが、予防にはいいけど、治療効果はあまり高くないのですよね。

ではどんな治療を選択するのか？

40歳から繰り返す肌ケア経験で、なにを選ぶべきか？無駄なものはなにか？

だいぶ見えてきました。

本日は「肝斑」に対する対処法をまとめてみましょう。

両頬に広がるシミ「女性ホルモンに左右される肝斑を消す方法」トラネキサム酸の美白効果

夕方は息子と自転車

肝斑ができる原因

シミと区別が難しい肝斑ですが、ホルモンバランスが乱れやすい30歳〜50歳くらいの女性にできやすいのが特徴です。

閉経をむかえホルモンのバランスが減少していくとだんだんと改善してくることが分かっています。

また肝斑を悪化させる要因は紫外線です。

紫外線が原因の日光黒子と違い直接的な原因とはなりませんが、紫外線を浴びるとメラノサイトが刺激されメラニンが生成されます。メラニンが生成されると肌のターンオーバーが乱れて角質がたまりメラニンが排出されにくくなります。紫外線は肝斑の悪化の元と言えるでしょう。

また物理的な刺激も肝斑を悪化させます。

化学繊維で肌を摩擦したり、フェイスローラーなどで刺激しすぎると肝斑を悪化させてしまいます。

肝斑の予防

肝斑やシミはできてしまうと治療に時間とお金がかかりますので、予防が大切となります。

一般的な予防法はサプリや処方薬が中心です。

【市販のサプリ】

■トランシーノ　1ヶ月分　３６７２円
配合成分：トラネキサム酸、L-システイン、ビタミンC

【皮膚科治療薬】

肝斑は保険診療の対象ですので、皮膚科で薬を処方してもらうことが可能です。

■トラネキサム酸　シナール（ビタミンC）　ユベラ（ビタミンE）
保険診療自己負担分（ほとんどの方が３割なのでだいたい１０００円弱、初診の場合はプラス１０００円くらい）＋薬材料８９０円（３０日処方）

保険診療で出来る薬にはLーシステインが入っていませんが、肌への強い味方ビタミンEが入っています。

１番の有効成分はトラネキサム酸です。
肝斑が発症する一因として、メラノサイトの活性化が挙げられます。その原因のひとつであり、肝斑の発症に影響があると考えられるのが、タンパク質分解酵素「プラスミン」です。トラネキサム酸は抗プラスミン作用を持ち、メラニンが作られる前の段階でメラノサイトの活性化をブロックし、肝斑の発症を抑えると考えられています。つまり、シミができる初期の段階からシミが作られるのを防ぐのです。

肝斑の治療

肝斑にはいわゆるシミ治療を行ってはいけません。

レーザートーニング、メドライトC6という弱いレーザーを顔全体にあてていきます。パチパチパチと顔全体を炙られている気分。

弱いパワーでレーザーを当て、メラニンを少しずつ減らしていくので、従来のレーザー治療では困難だった肝斑を含めた色素性の病変を治療出来るようになりました。