細胞レベルから美健康を考える胃腸良子です。
不安定な天候が続きますね
竜巻やらゲリラ豪雨やら、なんだか地球の異常気象の象徴のような悪い予感です。このまま温暖化が続いたら今後の地球はどうなってしまうのでしょうね。一人一人が心がけて出来ることを、少しでも多くの人が行動に移せたら、その流れは止められるのかもしれません。これからの子供達の将来のために、私も自分が出来ることからまずは始めて行きたいと思います。
CO２排出削減と健康のために、毎日一駅分は歩くようにしています。乗り換えの時もなるべく階段を使います。脚の筋肉を鍛えることは、代謝改善や浮腫予防にもなりますが、それ以上にアラフィフ世代が気になる脚の悩みに有効なのです。
それはなに・・・？
あなたの脚の血管、透けて見えていませんか？
若い子の脚を見てみて下さい。ハリがあり浮腫も少ないと思いますが、中年女性と決定的な違いがあります。それは脚の血管が青々と目立っていないことです。
中高年になると脚の表面にナイル川のような静脈が目立ってきます。症状が酷くなるとぼこぼこと波を打った血管が表面に出てきます
これはなぜでしょう？病気なのでしょうか？
下肢静脈瘤という疾患です。
下肢静脈瘤は主に外見上から、(1)伏在(ふくざい)静脈瘤 (2)分枝(ぶんし)静脈瘤 (3)網目状(あみめじょう)静脈瘤 (4)クモの巣状静脈瘤の4つのタイプに分けられます。
静脈瘤の症状には足がだるい、重いなどの自覚症状がありますが、美容的な悩みも最もポピュラーな症状の一つです。
静脈瘤の診断には、まず静脈瘤が起こっている静脈の部位が、脚の付け根のところ（鼠径(そけい)部）にある静脈（大伏在静脈）か、膝の裏のところにある静脈（小伏在静脈）か、またはそれら以外の静脈（骨盤内や副伏在静脈など）なのかを判定します。
次に、その静脈が逆流しているかどうかをチェックします。太ももにゴムを巻いて調べたり、ドプラ血流計と呼ばれる血流計で検査したりする方法もありますが、最近は超音波検査で調べることが多くなっています。
伏在静脈瘤は大、小伏在静脈の本幹の弁が壊れ、血管が拡張、蛇行したものです。皮膚が黒ずみ色素沈着が起こり潰瘍を作ることもあります。これは病院での治療が必要となりますので、自己判断せずに受診して下さい。
分枝静脈瘤、網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤は治療の必要がないものが多いのですが、見た目の気になる方は硬化療法、レーザー治療など比較的簡単に治療が出来ます。美容外科、血管外科などにご相談なさるといいでしょう。
静脈瘤の治療にはなりませんが、悪化予防と今後の新たな復側路予防のためにできるセルフケアを挙げておきますね
■下肢筋力の低下予防・・・筋肉は末梢からの血液を心臓に戻すための重要なポンプの役割を果たしています。筋力低下は血液の滞りの原因になります。
■末梢血管循環の改善・・・下半身浴などを行い下肢の血流を良くしてあげましょう。末端から心臓に向かってのマッサージも効果的です。
■弾性ｽｯﾄｯｷﾝｸﾞの使用・・・血管の拡張予防、浮腫改善などに効果的です。立ち仕事や座りっぱなしの方に使用をお勧めいたします。
健康的な美しい脚！あこがれますよね
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