大規模災害が起きてしまうと、その災害の全貌を即座に、とらえることができない。

しかし、地震の規模、津波の有無、規模などは、すぐに、発表される。

それは、長年にわたる観測網の整備、経験、日ごろのシミュレーションなどの蓄積である。

 

たぶん、能登半島大地震ほどの地震になれば、発生直後に、被害規模の予測も可能かもしれない。

 

日本の国土は、限られているので、大規模災害が発生した場合に、飛行機、衛星などを活用して、

災害規模、状況を網羅的に把握することも可能だと思われるが、そのようなシステムが作られていない。

また、それらの映像が撮られても、それを分析する方法も、ないかもしれない。

 

定期的な大地震の発生する日本では、飛行機、衛星などを使った被害を早期に収拾、分析するシステムが必要かもしれない。

ドローンも有効化もしれない。無人機による長時間撮影や監視、電波、通信の中継などを数十分、数時間という短時間で、

情報収集することも可能ではないか。

 

 

日本の情報収集衛星の能力

 

【能登地震】情報収集衛星が撮影した被災地–性能を隠すために加工も「鮮明」との声