紀伊国屋さんが、Ezproxy の説明をしたいというので、話を聞いた。
日本で最初に、Ezproxyを導入したのは、国際基督教大学図書館だった。どうして、それがわかるのかというと、当時、Ezproxy を販売している会社(現在はOCLCだが、以前は、違う会社だった。)が、地域別に導入館を一覧していた。直接購入はできないので、業者さんに購入してもらい、Linux 環境を作っていただき、それに、インストールをして、自分たちで、メニューの管理をしていた。
で、日本の導入館を見ると、その業者の名前がトップに載っていた。もしかすると、その一館しかなかったかもしれない。その内、慶応などの名前が続くようになった。
当時は、価格も安く、メニュー管理だけで、そのまま使っていたのだが、OCLCになり、契約などが必要になるということで、OCLCとの契約を別の業者にしていただき、メニュー管理等もお願いすることになった。
メニューの追加などは、メールでやりとりしていた。
さて、紀伊国さんの話よれば、Ezproxyはクラウド版になり、個別でサーバーを持って運用する方法は、いづれ使用できなくなるということだ。
全世界で、3500ユーザーの利用がある歴史のあるソフトである。
それが、全面的に、クラウド化されて、管理方法も、別になるらしい。
料金体系も大きく変わるらしい。
コロナの時代になり、Ezproxy を新規に導入する大学もあり、紀伊国屋さんには、特需らしい。
さて、すでにサーバー管理している図書館もいくつかあるので、今後、どうするか、ICU図書館も検討する時期になったようだ。
今までは、Ezproxy のみだが、リモートXというのもあり、比較検討もする必要もあるのかもしれない。
しかし、黒澤さーんは、退職してしまったので、次の人が、使いやすいものを検討するしかない。
これも、また、アフター黒ナなんだよな。きっと。
学外から、学術雑誌、電子ブックを利用する方法は、いくつかあります。
紀伊国屋 OCLC EzProxy 関する情報
https://www.kinokuniya.co.jp/03f/oclc/ezproxy.htm
丸善 RemoteXs
https://kw.maruzen.co.jp/ln/ec/ec_eclat01.html
VPN
学認
東北大学の例
http://www.library.tohoku.ac.jp/search/ejournal/remote.html
丸善 RemoteX