現代フランス小説を読んでみた。

ウワサによれば、とんでもない内容で、フランスに衝撃を与えた問題小説らしい。

 

 

主人公は、さえない 大学教授。独身

授業もつまらなそうなフランス文学について(フランス人には面白いかもしれないが。)

2022年のフランスの大統領選挙(フランスは、最初に過半数を取れない場合は、決選投票をする。)

その決戦投票で、イスラム教の候補者と極左の候補者の対決になり、イスラム教の候補者が大統領になる。

その結果、フランスは、イスラム色が強くなり、女性の労働者は激減し、男性の失業率が改善していく。

主人公は、大学もイスラム教の大学になり、イスラム教徒ではない、主人公は、退職となる。

しかし、主人公の能力を欲した大学が、再就職の提案が。

その条件とは、キリスト教からイスラム教への改宗が条件。

ここで、話は、おわるが、主人公の未来を、語る。

イスラム教への改宗の儀式、大学への就任、そして、新しい家庭

イスラム教では、奥さんを4人まで持てるので、新しい家族ができそう。

 

一人の大学教授と主人公にして、フランスが、イスラム教の大統領になることによって、フランス自体が、イスラム教国家へと変貌していくという、小説。あくまで、小説なので、実現する可能性はないとは思いますが、始めは、とんでもなく、退屈な小説かとおもって、頑張って読んでいたら、中盤から、後半は、かなりのめり込んで読んでしまった。