電子書籍愛好家として、日本の電子書籍サイトが全滅する前に、生き残り作戦を書いておこう。

 

非常に単純なのだ。

Kinoppy で、電子書籍を販売する価格の内

 

出版社と著者の取り分をアマゾンより多くする。

アマゾンより早く、電子書籍化する。できれば、本が店頭にならぶより早くする。

利用者に売る価格をアマゾンより安くする。もしくは、同等にする。

 

これは、出版社と著者と利用者にWin-Win の関係をつくるが、Kinoppy には、ある程度の犠牲をはらうことになるかもしれない。

薄利多売で、売上規模を拡大して、それを凌ぐしかないか、できるだろうか。

 

電子書籍のよい点

(1)  本を読んで買いたいなと思った時に、すぐ買うことができる。

 

今、読んでいる電子書籍の本文の中で2つの本が紹介されていた。

「肩をすくめるアトラス」 という本が面白いと書いてあったので、今の本を読んでいる最中に買えるといい。

 

「肩すくめるアトラス」というのは、本の中で紹介されて本なので、いったい、どんな本がまったくわからないし、

いままで、聞いたこともない本だが、今よんでいる本の著者が面白いと勧めているだけなのだが。

 

本を読んでいる最中に、本を買うという機能があれば、きっと、クリックしたに違いない。

少なくとも、マークして、メモできるだけでも、いい。

 

実は、今、読んでいる本の中に面白いという本の紹介があったと書いているのだが、

このブログを書くときに、そのタイトルがすぐ出てきたわけではない。

いま、スマホを操作して、今よんでいる本を開いて、記憶をたどりながら

「肩をすくめるアトラス」という奇妙なタイトルと、「ゼロ・トゥ・ワン」 という英語を無理やりカタカナにした

タイトルを見つけ出して書いている。

今読んでいる本によれば、この2冊とも、非常に有名な本らしいのだが、私は、はじめて見るタイトルだ。

この本の著者についても、まったく、知らない。もちろん、IT分野で有名な人なので、

どこかで、見かけた名前で、会社名のほうが、有名だ・

 

 

さて、電子書籍で買うことができるのだろうか?

アマゾンでも、電子書籍なし。

アマゾンでは、1冊2000円程で、3冊本ということで、6000円から7000円程度かかりそうだ。

 

だめもとで、Kinoppy でみると、電子化なし、

その上、本で、3部のうち、1,3が在庫切れ  2だけ、本で買えるという。

 

なかなか、アマゾンに勝てるわけがない。

電子書籍にしておけば、在庫切れがないのに。

 

今よんでいる本では、ゼロ・トゥ・ワン という本も面白いという。

 

Kinoppyに電子版あり。電子版価格 1382円  

Kindle  版もあり。  Kindle  900円

 

Kindle の1.5倍の価格だ。どうしよう。

もし、Kindle の1.5倍だとして、Kinoppy で購入した場合、著者(訳者)に、いくお金はどのくらい違いがあるのだろうか?

まさかと思うが、Kindle で、買ったほうが、著者(訳者)に行くお金が、多かったりしたら、Kindle で買うべきだろう。

Kinoppyで買った場合、著者(訳者)にいく取り分が、Kindle の2倍以上なら、Kinoppy で買ってもいいかもしれないが、

何回も、高い方を買うことはできないな。(よほど、その本が気に入ればだが。問題は、気に入るかどうかは、読んでみないとわからないところにある。)

 

さて、今日はここまで、とおもいつつ、帰ろうと思ったとたん、すごいことに気が付いてしまった。

私は、大学図書館に勤めているのだ。

 

肩すくめるアトラス という本が書架にあるのを発見、借りて帰ろうかな。

(ごめん, Kinoppy, Kindle  ここまで、話を引っ張っておいての逆転劇)

しかしながら、1270P あるという。カバンに入れて、通勤電車でよむのに、1ヶ月以上かかりそうだな。

毎日、カバンの中に入れてもってあるくと、本が、とんでもなく傷んでしまいそう。

電子書籍なら、直ぐ買ったのに。

とりあえず、今日は、借りてみるけど、気が重い、本が重い、本が壊れそうだ、本が傷みそうだ。心配だな。