図書をまとめて、図書館にくださる方も多い。最近は、古本募金で、現金にして、くださいとお願いすることがおおい。
頂いた本も、未整理のまま放置されて、倉庫の隅の段ボールの中ということも多い。
検索もできず、打ち捨てられていく。
件名や分類、装備をするためには、それなりの手間暇がかかる。
書誌データは、NIIから取れるので、いっそのこと、どんどん書誌をとって、自動化書庫の入れてしまうのが一番簡単な方法である。
書誌とバーコードがあれば、自動化書庫で管理できるからである。
配架を考える必要がないので、複本で、同じ場所に置くという必要もない。
重複作業など、する必要もない。
どんどん受け入れれば一番簡単だ。
先のブログにも書いたが、分類もされない図書がICUの自動化書庫には、数万冊入っている。
書架で管理することは、絶対、できないのだ。自動化書庫ならのマジックなのだ。
しかし、まだまだ、図書館の隅には、得体の知れない本というのがあるのだ。
ところが、図書館の人は、柔軟な発想ができない。仕方がない。
図書館から秩序や節度が失われたら、図書館という基盤が崩壊してしまうからだ。
図書館に無限のスペースがあるわけではないので、どんどん受け入れるということにも限度がある。
図書館にある未整理の図書を見ながら、やはり悩んでいる。
自動化書庫に入れてしまえば、すっきりるんだけどな。
なかなか、黒澤が考えるように、物事は進まないのだ。