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【編集部記事】中国系英語ITニュースサイトTechnode.comの記事によると、中国市場への参入が遅れている米Amazon社(本社:米国ワシントン州)に、意外な強敵が現れた模様。

  中国国内でもまだ電子書籍端末Kindleは販売されていないが、ハードウェアをそのままを流用し、OS・ファームウェアをまるごと自社のものにハイ ジャックするITベンチャーDuokan社(北京多看科技有限公司、本社:中国北京市)が現地の電子書籍端末市場を席巻し始めているとのこと。 Duokan社に“無料改造”されたKindle端末はそのままEPUB等を含む多種フォーマットの中国語電子書籍が大量閲覧・購入できるようになり、 Android版・iPhone版電子書籍ビューワーも提供開始。

 Duokanユーザーが現在急増している模様で、現地VCも8億円近くの投資を決定。このままだと正式版Kindleが現地で発売となったととしても、Amazon側は苦しい戦いに強いられるとの見方が強くなっているとのこと。【hon.jp】