図書は重い。重量がある、かさばる。
とても、家で管理できない。
家の中で、もっとも、厄介な存在でもある。
(奥さんに文句を言われている人もいるでしょう?)

この図書という画期的な形態に文句を言うつもりはなり。
すばらしい、これは、大発明である。人類のもっとも偉大な発明の一つである。

しかし、現代多くのものが、電子化している。
驚異的な変化を遂げたのは、音楽メディアである。
映像メディアである。
写真である。

多くのメディアが、短期間のうちに大変革をしている。

Amazonから、新しい読書端末が発売された。
私たちは、どうしても、これを、読書端末としてみてしまうが、
実は、これは、出版の新しい形である。

レコードが、iPODに変化したように、図書というものの出版が
新しい形態になろうとしている。

まだ、現物を見たわけではないので、なんともいえない。

しかし、図書が新しい出版形態を手に入れたことによって、
図書は、無限にスクロールできるメディアを手にいれたのである。

本という形態では手にいれることが出来なかった、連続性を
ようやく手に入れることができるようになった。


本が1枚の紙になったのである。
横書きの場合は、縦に無限に伸びる紙に
縦書きの場合は、横に無限に伸びる紙に

それは、もしかすると人類が希求してやまなかった
理想の印刷であったかもしれないのだ。

その可能性が、今、開かれようとしている。
図書がなくなるのか?

この答えは、どこにもない。

Amaozn の Bezos は、NewsWeek の表紙で
"Books Aren't Dead.  といってみせたがが
新製品に自信が溢れている。