著作物のアーカイブ事業と意思表示システムについて議論、文化審議会小委

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海外のデジタル化の動向を報告
日本語OCRの精度の問題も指摘

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感想

日本での最大の問題
著作権問題の前に、日本では、大きな技術力がありながら、そのデジタル化技術の大きなおくれを取っている。
その遅れも、並大抵の遅れではない。

ある面、日本語のデジタル化技術は、Amazon,Googleの技術に依存するほかはないのではないか。
ほとんどの技術を押さえ込まれているのではないか。

図書を傷めず高速スキャンする技術。
日本には、優れたスキャナーの技術があるのに、図書にまったく生かされていない。

OCR技術は、単に活字を判別するだけでないだろう。
ノイズ除去、文法解析、エラーの自動修正、内容分析
単語位置検出

非常に複雑な技術が必要で、それは、必須な技術であるにもかかわらず、
それに手を付けずにいることが、最大の問題だ。

図書のデジタル化は、非常に高度な技術であるが、日本で、まったく手付かずであり、
多くの技術が、海外の会社の押さえ込まれているのではないかと、危惧する。

もっと、国家レベルで、技術導入ををして、一つの産業基盤を作成すべきだ。