4月20日 読売新聞朝刊によると、学校図書館の年間図書購入費の平均は

小学校 54万円

中学校 70万円

高校  100万円程度と書かれていた。


1冊2000円として、

小学校で、270冊 (年間ですよ)

             中学校で、270冊

             高校で  500冊

これで、図書に興味を持てといわれても、なんだか、考えてしましいますね。

個人でも、よく本を読む人は、このくらいの費用は使っていると思います。

これだ使うのはちょっと、少ないかもしれませんが、個人の10人分ぐらいというところでしょうか。


1993年に、小学校、中学校、高校の標準図書冊数も定めれているということだが、その記事には、数字が掲載されていなかった。


年間図書購入費は、数十万円程度の図書館に、まさか、数百万もするような図書館システムが導入されていたりしたら、なんともいえませんね。そのくらいなら、図書をいっぱい買いましょう。目録なんてなくてもいいではありませんか。


数千冊程度しかないわけですよね。


日本十進分類表 1000区分をすれば、各区分数冊 という割合(まあ、乱暴な数字ですが。)ということですよね。


出版不況の原因は、もしかすると、この辺にもあるかもしれません。図書館の本は、通常1冊しかないので、読みたい本は、一人しかよめないのですから。 そして、標準蔵書冊数が定められているといっても、それに達してしまった場合や図書室の収納能力によっては、購入できない場合も多いわけです。



知識も新鮮なものを、教えているのですから、学校図書館では、小学校では、6年以前に出版された図書を自動廃棄、中学校では、9年以前、高校では12年以前に出版された図書を自動廃棄するぐらいの案がいいように思います。そうすると、図書購入資料費、桁が、一桁か二桁増えてしまいますが。