ツインソウルのコスパは最強
自分の思いは100%叶えられるし、何なら100%以上のものが返ってくる。
故に他の何物も目に入らなくなる。
ツインソウルのタイパは最高
思ったことは瞬時に相手に届いているし、時には三次元の時間軸さえ飛び越える。
故に自分は人生で最大のギフトを手にしてしまったと湧き立つ心を抑えられない。
でもそれは上手くいっている時の話。
一度歯車が反転すれば、相手の言葉が一切受け入れられないし、こちらの言葉も一切相手に響かない。
永遠の距離と永遠の時間に引き離されて
お互い宇宙の孤児となって暗い洞窟に篭るのだ。
そこでニ人は、
目に見えないものに意識を向ける
自分という存在は何で
いつから存在していて
何のためにこの惑星に存在し
何故今生を歩いているのか
表層の感情の支配から抜け出して
教師、師匠の手を離れ
真の自分自身の探究を始める
有形無形の自分という森羅万象の謎解きを
消費期限付きの三次元のリア充に感情を明け渡してはならない
感情は翻弄されるためになく、統御し味わうもの
ツインの存在意義は、法的な拘束力にはなく、他人に承認を得るためになく、甘っさえ一緒に暮らすことにさえない。
多次元という階段を登ったり降りたり、ニ人で暗がりをトーチライトで照らしながら、足元の悪い中を喧々諤々言い争い、愛の力で真実の扉をこじ開けて
物語の始まりに帰ることにある。
ほんとうの自分たちの物語の。
そのための
コスパに合わない地味で遠回りな道のりは
やがて大宇宙という袋に詰めた巨大なプレゼントをつれてくる
最悪なコスパこそ最大のギフトに変わるのだ。
ー音声解説ー