どうしても心が辛いときに開きたい本 | ツインソウルによろしく

 


 こちらは1993年初版のもので既に絶版となっていますが、

 

 

こちらのソフトカバーのものが何と今年の6月に復刻していました。

 

『エマヌエルの書』

 

いわゆる‟チャネリング本”の一つと言えるのでしょうが、その内容は出色と言って良いと思います。でも意識が日常的な三次元にあるうちはピンと来ないかも知れませんが、いよいよ精神的に厳しいという時に手に取るとその文体一つ一つにかなり救われると思います。

 

‟エマヌエル”という方がどういう存在なのか今一つ分からないのですが、流れはイエス・キリストの系統に当たると思います。でもそうした宗教色をなしに読んでもスーッと胸に入ってくる内容・・・

 

世の中が思いやりに溢れたハッピーばかりの環境ならば良いのだけれど、かなり辛い境遇に生まれてくる存在というのもあります。そしてあまりに理不尽で正常な意識を保ち辛い状況に置かれた時は、

 

とにかく自分の意識の視座を高く高く上昇させる必要があるのですね。そうすることで三次元で起きている様々な葛藤は全て‟ゲーム”なんだという客観性にたどり着くことが出来る。その意識の中心にとどまり続けることで、周りに振り回されていた自分から‟主体”を取り戻すことが出来、状況がすぐに一変して良くなるわけではないのだけれど、今自分がここにいる意味を知り、‟今を生きる”ことを続けていくことで、必ず未来は開けていきます。

 

そしていつの日か驚くべきビッグギフトを受け取ることになるでしょう。

 

こちらの本は相方に紹介してもらったものですが、僕に出逢うまでの自身の心の支え、バイブルの書としていたと言います。とても感受性が豊かで、エネルギーに敏感で、敏感ゆえに傷つきやすい、敏感ゆえに孤独に陥り易い、

 

そんな方には是非おすすめと言えるでしょう。

 

せっかくですので文中から一説を下記にご紹介します。

 

 

自分を認め 愛する喜び

お互いを優しさと思いやりをもって眺める喜び

 

それらはほんとうの永続的な喜びです

肉体の物質性もまた楽しめます

性的存在であることも楽しめます

 

愛があるならば

 

幻想に対する究極の挑戦とは“愛”です

ですから自分を愛してください

他人をも 自分を愛するように愛してください

(それが愛せる最大限です)

 

いったん愛が生じたら

それは全方向に広がっていきます

 

あなたの人生を祝福してください

喜びをもたらせるところには 喜びをもちこんでください

 

そしてその喜びを

秘かな罪悪のようなものとしてではなく

真の喜びとみなしてください

 

もしもあながた喜びに対して

幻想という観点から判断をくだし 裁くなら

喜びは失われるからです

 

そしてあなたはより長く 教室にとどまらねばなりません

それはほんとうです なぜなら

苦しむことは光と天国にいたる道ではありません

喜びこそそれなのです

 

まことの喜びです いつわりの喜びではなく

 

あなたがたにはみな その違いがわかっています

まちがえたときは誰でも分かります

 

病気になります

ばかなことをします 破滅的行動をとります

 

それで自分が自分を裏切っていたのだと分かります。

 

あなたがたは花開き、かがやき 嬉しさのあまり

踊りを踊りながらくだってゆきます

 

なぜなら、幻想は自分が作り出したもので

自分が学ぶためにあり、いつでも望むときに

ただ自己愛によって、それを変えることができるとわかれば、自由になるからです。

 

あなたがたは用意ができたときにはいつでも故郷への道を準備しているのです

 

 

喜びが消えたら、その瞬間に行動をやめ、こう言ってください。

 

「わたしは何を忘れたのだろう」

 

自分の中心に焦点をあわせれば、答えはまことに、こうなるでしょう

 

「そうだ、自分が神だということを忘れていたんだ」

 

そしてあなたは人間としての経験の中に

 

その発見をもちかえり、また踊れるようになるでしょう

 

霊であるわれわれも、あなたといっしょに踊るでしょう。