今生で引き合う“ツインソウル”の目的として、一つ具体的な提示を行ってみたい。
それが事実かどうかより、そういうテーゼを行う方が現在の状況を読みやすくなることがある。
ツインソウルの出会う意味、それは本来その組み合わせの数だけあるのだろう。
“ツインソウル”が今生で出会う目的、それは・・・
『意識を保ったままアセンションを迎えるため』 である。
“アセンション”・・・この言葉も解釈によって異なるが、意識を保ったまま死後の終わりなき世界に移行する、と表現しても良いかも知れない。
本来ならば一生を終えるとどうなるか、それは誰にも分からないものだが、ツインソウルの覚醒とはおそらく、肉体の死後の自分のグランドデザインを描くだろう。
生と死を全くの反転と捉えずに、生の状態のまま意識の大転換を迎え、死後の世界をよりリアリティーに満ちた輝きのある世界に変えるだろう。
ツインソウルが今生で出会う意味、それは、
夢から覚めて真実に目覚める。本当の自分自身に目覚め、いかなる次元にも固執せず全ての次元と距離を保ち、エネルギーの枯渇しない自由な振動数を保つ・・・
「意識を保ったままアセンションする」とはつまりそういうことだろう。
“アセンション”というイベントと巨大地震や大津波などの天変地異はセットで語られることが多いが、それにはそれなりの理由がある。
何故なら一つ上の次元に意識が上昇する時に大抵の人は大きな“揺さぶり”を利用するからだ。
地震というのは固着したプレート同士がはがれることで起きる。つまり人間の意識も一定の次元の世界に固着した状態から離れるために、大いなる揺さぶりを利用するのだ。
“アセンション”とは今いる次元から離れることである。そのためには“闇”を通過する必要があるのである。
闇とは“暗い洞穴”のことであり、“産道”のことであり、“天の岩戸”のことであり、次元間移動のポータルといわれる“ブラックホール”のことである。
胎児は生まれてくる時に暗くて狭いブラックホールのような産道に吸い込まれていくのである。
それは強烈な抑圧体験、拷問、首絞め、簀巻きのように全身を蹂躙される感覚。
そのヴィジョンはサドマゾ的快楽、罪と罰、生と死の狭間で揺れる猛烈な性的エクスタシー。
天使と悪魔の闘い、母と子の葛藤、兄弟間の相克、エディプスコンプレックス・・・
今生で人間が歩む道のりのありとあらゆる元型体験を瞬時に一斉体験するのだ。
だが赤ちゃんはその時の記憶を忘れてしまう。自分がどんなに苦しい思いをして産道を抜けてきたのか段々曖昧になってくる。そうすると人生は“自動操縦”のものになってしまう。
大抵が高名な占星術師の予言通りの人生となってしまうだろう。
何故ならそれは“無意識”に生きるからである。無意識に生きるが故に無意識の底にしまった胎児の産道体験の全トラウマを踏襲する形で今生のエクスタシーを求めてしまうからである。
だから“意識を保つ”ということが大切になってくる。そしてその時の体験をトラウマとして内奥にしまい込んでしまうのではなく、明晰性をもってその場で理解し手放すことを行っていけばその体験に縛られなくなる。つまり常に自由なスタンスでいられるのだ。
占星術師に行先を捕捉されることもなくなるだろう。
そのためにツインソウルは相手を失意の底に突き落とす。
何もない真空の暗闇に放り込むのだ。
そこから意識を保ち、しっかり浮き上がってきた者だけが、“次元上昇”の切符を手にする。
『地球発→多次元宇宙』 の無期限パスを手にするのだ。
※‟アセンション”の概念というのも人によって様々な捉え方、感じ方があるのだろうと思います。ですからその‟定義”のようなものに殆ど意味はないと思いますけど、変性意識を伴うようなツインソウル体験をされた方は自分なりにアセンションの概念を取り入れた方が、今起きている現状を理解し易くなるのかも知れません。
それほど非現実的なことが起きるし、内に外に起きる変容を受け入れざるを得なくなっていくでしょう。
私達は‟物質地球”という仮想現実の世界に生きていて、その世界で展開される‟ドラマ”に夢中になって暮らしますが、もしもツインソウルの相方に出逢った際は、それらのドラマが根底からことごとく崩壊していく過程を辿るかも知れません。
自分自身の内なる目覚め、気づきが起きてドラマに振り回される現実世界から徐々に引き離されていくと思います。それでも集合意識で構成される現実世界は急激には変わっていきません。VR体験の出来るゲームに夢中になっている人に「たかがゲームに何でそんなに夢中になってんの?」と囁いても一考だにしないように・・・・
ですがかく言う私達も、肉体ある限り現実世界の投影画像を見せられ続けるわけですが、もしも意識の飛翔を果たした方は異なる視点でそれらを観察していくことになるでしょう。
そして徐々に徐々に、自分の見たい映像に‟編集”することが可能になっていくということですね^^
P64~72:Vol.6『ツインソウルの目的』
☆─────∞∞目次∞∞─────☆
◇1:ツインソウルの目的
◇2:解説~意識を保ったままの“アセンション”
◇3:特集~バーストラウマ・人は何故苦しむのか?
※人には生まれ持った‟性癖”というものがあると思います。三次元のドラマの世界では‟被害者”になりやすい性癖をもった人と‟加害者”になりやすい性癖をもった人とがおり、それらの‟相克”が物語を作っていくことになり、我々はそんな物語に夢中になって生きてきます。
そしてそんな性癖の根幹は生まれる瞬間の産道通過体験に凝縮されており、無意識のうちに既に誘導されていると言われます。
自身の性癖の‟陰”の部分というのはコンプレックスとなって人との交流が円滑に進むのを妨げ、それが‟ドラマ”を生むわけですが、もしもツインと出逢ったならばもうそんなドラマは見たくないと思うに違いありません。
よって否が応でも自身の内面を深く辿らざるを得ない状況が生まれるでしょう。
特集の記事では‟バーストラウマ”を例に取り上げ、自身の内面の性癖に向き合い、コントロールドラマの起きない人間関係を構築する術を探っていきます。
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各々読みやすい方法を編み出して頂けると幸いです^^
↑どういう意図で編纂したのかの理由など。