全国トップクラスの川崎市の財政力をくらし優先に★君嶋ちか子市長候補を山下よしき参院議員が応援 | 君嶋ちか子&きみちかサポーターズ(川崎市長選挙候補者★君嶋ちか子応援団)

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10月27日投票の川崎市長選挙に立候した君嶋ちか子&きみちかサポーターズ(君嶋ちか子応援団)のブログです。


君嶋ちか子&きみちかサポーターズ(川崎市長選挙候補者★君嶋ちか子応援団)-23  昨日(10/22)、君嶋ちか子川崎市長候補の応援にかけつけた、山下よしき参議院議員の街頭演説を紹介します。


 川崎のみなさん、こんばんは。ご紹介いただきました、日本共産党書記局長代行、参議院議員の山下よしきです。どうぞよろしくお願い致します。


 いよいよあと5日。最終版となった川崎市長選挙で、無所属・日本共産党推薦の君嶋ちか子さんをなんとしても市長に押し上げていただきたいと国会からお願いにあがりました。


 最大の争点は「大型開発優先」で市民に冷たい市政vs
 「福祉・くらし優先」の市民にあたたかい市政


 みなさん、今度の川崎市長選挙の最大の争点は何でしょうか。「大型開発優先」の市民に冷たい市政を続けるのか、それとも「福祉・くらし優先」の市民にあたたかい市政に転換するのか、これが一番の争点ではないでしょうか。


 12年間続いた阿部市政、本当に冷たいですね。かつて「子育てするなら川崎で」と言われていましたが、いまはどうでしょうか。


 12年間続いた子育てに冷たい阿部市政が
 「子育てするなら川崎以外で」にしてしまった


 認可保育園に申し込んでも入れなかった子どもたちが2,765人です。これは、全国の政令市で最悪の比率となっています。公設の学童保育も公立の幼稚園も全部廃止されてしまいました。


 中学校給食は全国の82%の中学校で実施されていますが、川崎ではかたくなにこれが拒否されたままになっています。


 子どもの医療費無料化制度はどうでしょう。東京では中学3年生まで子どもの医療費は無料です。神奈川県内でも、小学校卒業までは無料だという自治体が多数になっています。ところが川崎では、いまだに小学校1年生までしか無料になっていません。


 いまやみなさん「子育てするなら川崎以外で」となってしまったのではないでしょうか。


 子育ての支援も、高齢者、障害者の福祉も削りに削られた


 冷たいのは子育て支援だけではありません。特別養護老人ホームの建設に阿部市政は背を向け続けてきた結果、いま特養の順番待ちは5,328人にのぼっています。バスの敬老無料パスも廃止され有料化されました。老人医療費助成制度も寝たきり高齢者の在宅介護援助手当ても廃止されました。さらに、重度障害者や全身障害者の医療費助成まで次々と打ち切られてしまいました。


 みなさん、子育ての支援も、高齢者、障害者の福祉も削りに削られた。なぜこんなことになっているのでしょう。


 お金がないから福祉が削られるわけではない
 川崎市の財政力は全国トップクラス、
 お金の使い方が間違っている


 川崎市にお金がないからではありません。川崎市の財政力指数は全国トップクラスなんです。お金があるのに福祉が削られている。これはみなさん、お金の使い方を間違っているからではないでしょうか。


 船が来ない港に1,022億円も


 たとえばみなさん、川崎港のコンテナターミナル。今後10年間で1,022億円も投入しようとしています。しかし、この港には船が来ないというありさまではありませんか。そして、稼働率が3割しかない。こういう港なのに2基の巨大なガントリークレーンがあり、ほとんど稼働していないのに、さらに3基目のクレーンを作ろうとしています。


 1メートル1億円以上のムダな道路などが
 優先されるから市民の福祉が削られている


 さらに、首都高速道路公団でさえ「採算が取れないから先送りしよう」と、こう言っている高速川崎縦貫道の計画を阿部市政は推進しています。すでに5.5キロ分に6,284億円も投入されてしまいました。これは、1メートル1億円以上使われている計算になります。しかもこれで終わりではありません。これを23キロまで4倍も延ばそうと言うのですから、あと何千億円、何兆円かかるか分かりません。みなさん、利用もされていない、採算もとれないムダな大型開発が優先され、市民の福祉が削られているのです。


 ムダな大型開発を優先する「逆立ち」の川崎市政を変えよう


 この「逆立ち」を続けるのか変えるのか、これが川崎市長選挙の一番の争点だと言わなければなりません。この「逆立ち」を変えられるのは誰でしょう。君嶋ちか子候補しかいないのではないでしょうか。ほかの2人の候補に今の市政の流れは変えられません。だってみなさん、元市の財政局長だった候補の方は「大型開発優先」の市民犠牲の政治を阿部市長と一緒になって進めてきた、中心人物ではありませんか。そして、福祉切り捨て市政を市議会で支えてきた、自民・公明・民主、オール与党が相乗りして、かついだ人物ではありませんか。こういう人に市政の流れを変えることはできません。


 現にみなさん、先日、読売新聞が市長選挙の候補者の討論会を行ったときに、こういう一幕がありました。これまで川崎市は生活が困難な家庭の子どもさんたちに、ランドセルやメガネの支給、卒業アルバム代の補助を行っていたんです。ささやかではありますけども、子どもたちの成長と発達、学習を保障する大事な支えとなっておりました。ところが、わずかな金額なのに阿部市政は行政改革と称してこれを容赦なく切り捨ててしまったのです。ひどいじゃありませんか。


 弱い者いじめ、子どもへの冷たい仕打ちを「断行する」と
 「たゆまぬ」市民生活の切り捨てを宣言する元財政局長の候補者


 討論会では、君嶋ちか子さんが「この問題をどう考えるんですか」と元財政局長の候補に問いただしました。そしたら何と答えたか。「確かに非情な面もあった」と答えたのです。分かっているんですね、冷たい仕打ちだったということを、この方は自分で認めた。しかし、認めたんですけれども、きちんと反省し、あらためることはしないのです。続けて「たゆまぬ行革を断行するんだ」と、こう主張しています。みなさん、こういう人が市長になったら市民生活は、ますます冷たく切り捨てられ大型開発に拍車がかかることは間違いないのではないでしょうか。


 みなさん、私はこうした子どもたちの施策を切り捨てるのは、行政改革でもなんでもないと思います。これは、ただの弱い者いじめであり、子どもたちの成長発達、学習の権利に対する攻撃そのものではないでしょうか。


 利用されない、採算もとれない、“ないないづくし”の
 ムダな大型開発こそやめるべき


 行政改革と言うのだったら、利用されない、採算もとれない、“ないないづくし”のムダな大型開発こそ、まずあらためるべきではないでしょうか。


 もうひとり、元民主党の県会議員だった候補の方も、悪政推進のオール与党の流れにいる人物であります。現に、1メートル1億円もかかる高速川崎縦貫道計画は、推進すると元県議の方は表明しています。これでは市政を転換することはできません。


 行政に精通し「市民にあたたかい手を差しのべる大切さ」を
 誰より分かっているのが君嶋ちか子さん


 君嶋ちか子さんは違います。3人の子育てをしながら働き続け、公立保育所や学童保育の父母会長をつとめ、そして、みなさんと一緒に子どもの医療費助成の拡大、中学校給食の実現を求める署名運動や、市との交渉にも粘り強くとりくんできたのが君嶋ちか子さんです。市民の願いをしっかりたくせるのが君嶋ちか子さんです。


 そして、それだけではありません。公共職業安定所で36年間働き、仕事をなくして困っている市民の相談に親身にのってきた。行政が「市民にあたたかい手を差しのべる大切さ」を誰より分かっているのが君嶋ちか子さんです。本当の意味で、行政に精通した人。それが君嶋ちか子さんです。


 さらにもう一つ言わせてください。君嶋さんを推薦しているのは、幅広い市民団体と、政党では、自民党の悪政とブレずに対決する日本共産党であります。共産党が推薦していることが、悪政にブレずに立ち向かえる保証になっているのではないでしょうか。自分で言うのも何ですが、いま、共産党を評価してくれる方が広がっています。


 みなさん、君嶋さんでこそ、「大型開発優先」から、「福祉・くらし優先」に転換することができます。今こそ、市民にあたたかい女性市長をみんなの力でつくろうではありませんか。


 君嶋ちか子さんが、市長になれば、すぐに3つのことを実現します。


 ムダな大型開発にメス
 子育ても老後も安心できる川崎市に


 第1に、ムダな大型開発にメスをいれ、子育ても、老後も安心できる川崎市にします。


 子どもの医療費を小学校卒業まで無料にし、所得制限も撤廃します。中学校給食を安全でおいしい自校方式で実現します。


 そして、認可保育園を1期4年で5,000人分増設し、希望するすべての子どもが、認可保育園に入所できるようにする。これが君嶋ちか子さんの公約です。やっていただきましょう!


 また、特別養護老人ホームを1期目で30カ所。2期目で60カ所つくり、7,200人分を増設する。これも君嶋さんの公約です。すごいですね。市長になる前から2期目のことまで考えている。(爆笑) 頼もしいではありませんか。介護援助手当もしっかり復活させていきます。


 年間6,000億円にものぼる川崎市の予算
 使い方の一部を見直せば財源は十分にある


 そんないろいろ約束して、財源は大丈夫なのか? 大丈夫です!


 大型開発のムダづかいにメスを入れましょう。年間6,000億円にものぼる、川崎市の予算の使い方を、一部見直せばいま言った施策の財源は十分出て来るのです。


 私思います。「待っても待っても船の来ない港」に、これから1,000億円使うより、「待っても待っても入れない認可保育所と特別養護老人ホーム」をまず作って欲しい。それが、市民のみなさんの願いではないでしょうか。その願いを、どうか、君嶋ちか子さんに託してください。どうぞよろしくお願い致します。


 若者を使い捨てにするブラック企業をなくす君嶋ちか子さん


 第2に、公共職業安定所元次長の経験を生かし、雇用を守り、雇用を増やす川崎市にします。


 無法なリストラを進める川崎の大企業に、君嶋市長として乗り込んで、「雇用は守りなさい」「正社員の雇用を増やしなさい」と申し入れをします。


 市役所に相談窓口を設けて、若者を使い捨てにするブラック企業の相談を受付け、そんな企業のやり方を告発し、ブラック企業根絶のために君嶋市長に働いてもらおうではありませんか。


 頼もしいと思います。私たち日本共産党も、先の参議院選挙で躍進させていただいた、議案提案権をまずこの問題で使おうと、先日、「ブラック企業規制法案」を国会に提出したことをご報告したいと思います。


 ブラック企業のやり方である長時間労働をやめさせます。若者が、新卒が何人、いつまでに辞めたか、各企業の離職率を公表させる。そして、パワーハラスメントをやめさせる。こういう内容です。


 先日、私たちの法案についての安倍総理の見解を求めましたら、安倍総理はこう言いました。「若者の使い捨てが疑われる企業は、社会的に大きな問題だと考えており、相談体制、情報発信、監督指導などの対応策を強化するなど、現行の労働基準法の順守について、しっかりと取り組んでまいります」 前向きですねぇ。現行法の範囲ではありますけども、ブラック企業をなくしていくとする答弁が出たことをご報告したいと思います。


 こういうときだからこそ、元公共職業安定所で、雇用問題の最前線で頑張ってきたキャリアをもっている君嶋ちか子さんが、市長になったら、川崎市政と国の政治と、しっかりタッグを組んで、「若者使い捨てのブラック企業をなくせ!」の大きな力になることは間違いありません。ぜひ、ブラック企業を根絶しようではありませんか。


 6千人の雇用を君嶋市政で増やそう


 そして、市長を先頭にして、求人開拓と、正規雇用拡大のために、企業を訪問するローラー作戦をやると、君嶋ちか子さんは約束しています。


 ローラー作戦ですよ。すべての企業を訪問して、どんな仕事があるのか。どんな技術があるのか。こういうことをやればもっと雇用を生み出せる。若者のニーズはここにありますよ、ということを市長と中小企業が一緒になって仕事をおこすということも、これまでやってきたキャリアのある君嶋ちか子さんだからこそできることではないでしょうか。


 そしてみなさん。先ほど言いました。保育所を増やそう。特養ホームを増やそう。こういったことをやれば、そこで働く人も増えます。保育・福祉・教育・防災の分野で6,000人の雇用を君嶋市政で増やせるのです。


 公共職業安定所元次長、このキャリアをもつ、君嶋ちか子さんを市長におしあげて、雇用を守り、雇用を増やす。働くものと若者、家族にとって頼りになる川崎市をみんなの力でつくろうではありませんか。よろしくお願い致します。


 「消費税増税はアカン! 増税ノー!」の声を川崎からあげよう


 第3に、国に対してもハッキリものをいい、市民のくらしを守る市長になってくれるのが君嶋ちか子さんです。


 いろいろ言ってもらわないといけない問題がありますね。


 たとえば、消費税の問題はどうでしょう。こんなに国民の所得が減っているときに消費税率を8%に上げて、8兆円もの負担を国民に押し付けたら、くらしは壊れます。くらしが壊れたら経済も壊れます。そうなると、国も地方も税収が減って、財政も壊れます。この道はやってはなりません。


 これが分かっているからこそ、安倍総理はわざわざ6兆円もつかって、経済対策・景気対策をやるって言っている。しかし、その中身がデタラメです。従来型の大型公共事業の上乗せと、大企業の減税です。なんのことはない。庶民から消費税増税で8兆円吸い上げて、大企業にばらまく。あまりにも理不尽ではないでしょうか。


 だいたいみなさん、消費税を増税すると景気が悪くなるから、景気対策をやるんだって言うのだったら、初めから消費税増税をしなければいいのではないでしょうか。


 将来的に消費税の増税は必要だとお考えの方でも、いま増税したら、くらしも経済も財政も壊れる。「今はすべきでない」とお考えの方もたくさんいらっしゃいます。


 そういう声も、市長として政府に届けるために、君嶋ちか子市長にさせていただいて、「いま消費税増税するのはアカン! 増税はノーだ!」の声を川崎からあげようではありませんか!


 原発ゼロの声を国の政治に届けよう


 原発の問題も深刻ですね。放射能の汚染水漏れが、福島では止まりません。こんなときに原発の再稼働、原発の輸出、原発推進にこだわるほうがおかしいのではないでしょうか。小泉元総理も「核のゴミの処分場がない。原発はゼロをめざすべきだ」と言いましたね。過去はどうあれ(笑)、3.11のあの現場を見て、心を入れ替える方が広がっています。道理のある発言ではないでしょうか。こういう方と、力を合わせて、川崎市民を代表して、原発ゼロの声を国の政治に、君嶋ちか子市長に届けてもらおうではありませんか。


 海外で戦争できる国づくり許さない
 党派を超えて憲法を守り生かそう


 憲法の問題も危ないんです。2度と戦争はしないと決めた憲法9条は変えない方がいい。こう思っている方はたくさんいます。ところが、政府が憲法の解釈を勝手に変えて、日本を海外で戦争できる国に変えてしまおうという動きが出ています。こんな勝手なご都合主義を許してはいけません。憲法を守り生かそう! この党派を超えた願いを、君嶋ちか子さんに託してください。よろしくお願いします。


 最後になります。市長選挙の勝敗はどのように決まるのか。応援する、政党の数が多いか少ないかで決まるものではありません。市民の多数の願いに、どの候補が応える政策を持っているのか。これで決まるのではないでしょうか。


 大型開発優先、福祉切り捨ての古い政治を転換し
 「子育てするなら川崎で」「働くなら川崎で」
 そんな川崎市政つくろう


 再び、「子育てするなら川崎で」、そして「働くなら川崎で」、そんな川崎市政をつくろうではありませんか。


 そして、国の政治と堂々と渡り合える市長をみんなの手でつくろうではありませんか。


 この君嶋ちか子さんの立場と政策、訴えこそ、市民多数の願いに応えるものではないでしょうか。


 官房長官がわざわざ応援に来られたそうですね。自信がない証拠ではないでしょうか。忙しいんです官房長官というのは。(笑)


 みなさん、大型開発優先、福祉切り捨ての古い政治が、川崎市民に評判が良くないと、彼ら自身が感じているからこういうことになるのではないでしょうか。


 そのことに確信をもって、最後の最後まで、君嶋ちか子市長候補の政策と立場、人柄を広げに広げて、かならず勝利を勝ち取ろうではありませんか。


 君嶋ちか子市長、市民にあたたかい女性市長をみんなの力で必ずつくろうではありませんか。


 そして全国をびっくりさせる、国の政治に「あかん!」という、そういう川崎の代表を作ってください。心からお願い申し上げて、山下よしき日本共産党参議院議員からの訴えとさせていただきます。ありがとうございました。がんばりましょう。