川崎市長選挙告示(27日投票)★君嶋ちか子さん第一声「市民の暮らし削りに削った阿部市政の転換を」 | 君嶋ちか子&きみちかサポーターズ(川崎市長選挙候補者★君嶋ちか子応援団)

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10月27日投票の川崎市長選挙に立候した君嶋ちか子&きみちかサポーターズ(君嶋ちか子応援団)のブログです。

 川崎市長選挙が、きょう告示(27日投票)されました。「川崎民主市政をつくる会」から立候補した君嶋ちか子さんの第一声の要旨を紹介します。


 市民の暮らしを削りに削った

 阿部市政の継承はごめんです



君嶋ちか子&きみちかサポーターズ(川崎市長選挙候補者★君嶋ちか子応援団)-13  川崎市民のみなさん、こんにちわ。君嶋ちか子です。ただいま立候補の届け出をすませてまいりました。私はみなさんに推されてこの場に立てることを嬉しく思います。どうもありがとうございます。


 私は38年間、川崎に住み、子育てをしながら仕事をしてきました。そのときに学童保育を通してこの川崎をとても誇りに思いました。ですから子育て支援を重視していきたいと思っています。


 私は公共職業安定所ハローワークに36年つとめました。多くの人にとって働くことを抜きに生活を語ることはできません。人が働くということは、権利でもあり、喜びでもあります。私は、この日本に人間らしく働けるルールを確立したい、そう強く願い行動してきました。


 私は子育ての経験と、これまでの仕事を通した雇用の問題についての経験を、川崎市政に十分活かしたいと考えています。


 阿部市政の12年間は、市民の暮らしを削りに削ってきました。その一方で川崎港コンテナヤードや国際戦略拠点構想などに莫大なお金を投じてきました。私はいまこそこの川崎市のお金の使い方を転換させるときだと思います。私は阿部市政の継承者にこの川崎の市政運営を渡すことはできません。


 認可保育園の増設、学童保育事業の復活を


 この市政の転換のために、私はまず子育て支援を第一に掲げています。


 子育て支援の充実の第一は認可保育園の増設です。2,765人のお子さんが入所を希望しているのに保育園に入れなくて困っています。宮前区にお住まいのお母さんが、4人のお子さんを近くに保育園がないために横浜市の保育園にあずけています。電車なら1時間かかるところを車でなんとか綱渡りをしています。その方は歩いて通える保育園が欲しいと言っています。本当にその通りです。私はこういったことの解消に全力をあげます。


 子育て支援の2つめは学童保育です。川崎市は学童保育を全廃しました。いまも自主保育で頑張っていらっしゃるお父さん、お母さんから、せめて学童保育事業を認めて他の都市のように援助をして欲しい。そういった切実な声が届いています。私は学童保育事業も復活させます。


 政令市で一番高い幼稚園の入園料・保育料に

 川崎市として補助を


 3つめは、私立幼稚園の入園料・保育料が政令市の中で一番高くなっている問題です。入園料13万円以上、保育料3万円以上、ここに対しても川崎市からの補助をきちんとしたいと考えています。


 中学3年生まで所得制限なしで医療費無料化


 そして、子ども医療費の無料化です。これも川崎市はとても遅れています。中学3年生まで所得制限なしで実施することを約束します。


 自校方式の中学校給食を実現します


 中学校給食の実現もとても切実なものとなっています。全国では当たり前の中学校給食。これを川崎市でぜひ早急に実現したい。そして中学校給食については子どもの成長を見守り、子どもの状況に寄り添える。そして地元の安全な食材も使える。そういった自校方式の中学校給食を私は実現したいと思います。


 また、ゆとりある学級経営が大事です。少人数学級も小学校中学校に渡って実現したいと思います。子どもと教師がしっかりと向き合えるそんな教育環境をつくりたいと考えています。


 待機者5,328人の特別養護老人ホーム、増設が急務


 重視する政策の2つめは福祉です。福祉にかかわってはなんと言っても待機者が5,328人にも及んでいる特別養護老人ホームの増設が急務です。ご本人はもとより家族の方の介護はもう限界、このような悲鳴が上がっています。私はこの増設に全力を上げます。


 また、75歳以上の方の医療費無料化。収入が低い障害のある方の医療費の無料化、これも実現します。


 9割を超える中小企業の応援


 そして雇用の問題です。この川崎は中小企業が9割を超えているにもかかわらす、川崎市の中小企業に使う予算はわずか4億円でした。私はこれをせめて100億円にして中小企業の応援、街の経済の活性化をはかりたいと思います。


 川崎市の経済活性化につながるリフォーム助成制度


 また望まれているリフォーム助成制度。これも川崎市の施策としてぜひ作り出したいと思っています。これによって建設業者の方はもとより街の経済の活性化につながります。


 商店街の活性化へ助成


 商店街も街にとって不可欠です。お年寄りや子どもたちも気楽に寄れるコミュニティの場としても商店街の活性化は必要です。私はこの商店街についても助成を増やし応援したいと思います。


 こういったことを通して、川崎の地元の中にお金がきちんと回っていくことを住民福祉とともに追求していきたいと思います。


 教育・福祉を通して6千人の雇用創出


 地元経済活性化とあわせて雇用の問題です。私はこの川崎の中で教育・福祉を通して作られる雇用で、6,000人が見込まれていますが、さらに地元川崎の経済の活性化がはかられることであらたな雇用も生まれます。こういったことを通して安心して仕事につけるようにしていきます。


 また、大企業、政府に対してもきちんとものを申していく。人間らしく働けるルールを確立し、それにもとづく指導を徹底する。そういったことを政府に求めていきます。また、地元川崎の市長として、大企業に対しても社会的責任を果たすこと、地元経済に責任を果たすことを求めていきます。


 若者が希望を持って人間らしく働ける川崎に


 そして、若者が将来を見通せない。また仕事をすることによって命を落とす。こんなことが続けられていることにストップをかけたいと強く思っています。その先頭に立って川崎が頑張れる、そんな街にしたいと思っています。


 いまお話したような計画を中心に私は川崎市長選挙にのぞみますが、これを実現するためにも、臨界部で行われているような公共事業についてはきっぱりと中止をします。川崎港コンテナヤードをこれ以上もう作らせない。それから国際戦略拠点構想にも莫大なお金を投じることはやめる。こういったことをみなさんにお約束します。


 政令市で一番の財政力持つ川崎市
 お金の使い方を変えれば市民の願いは実現できます


 政令市で一番財政力の強い川崎市です。お金の使い方を変えることによって先ほどの施策は十分にできます。財源は十分にあります。こういったことを27日に向けた2週間、市民のみなさんに訴えて、そして川崎市長選を頑張り抜きたいと思います。


 川崎市長選挙は川崎市の行方を決めるものであると同時に、日本の行方にもかかわるものとして、日本の政治に対しても大きな発言をしていきたいと思っています。そういった点から私は市民のみなさんに呼びかけたい。消費税増税はやめよ。原発もいらない。そして何よりも憲法が輝く日本をめざした街づくりをしたい。そうしたことをお約束して、残る2週間、みなさんのお力をおかりして全力で駆け抜けたいと思います。よろしくお願い致します。



 ★川崎の法律事務所で働いている

  弁護士の川口彩子さんの応援演説


 私は川崎で生まれ、川崎で育ちました。両親が仕事をしていたので、幸区の河原町保育園に入りました。河原町保育園には、広い園庭があってプールもありました。でもいま、公立保育園はどんどん減らされて、待機児童があふれています。


 民間の保育園では、日の当たらないビルの一室に子どもが詰め込まれ、ビルの屋上が園庭がわりという保育園もあります。子どもをできるだけいい環境で育てたい、というのはすべての親の願いではないでしょうか。


 昔の川崎にできて、今の川崎にできないはずはありません。それは、川崎市政をあずかる市長の姿勢の問題です。市の予算には限りがありますけれども、それを市民の暮らしのために使うのか、企業誘致や市民の暮らしに直接関係ない大型公共事業に使うのか、その選択権は市長にあります。


 いま国の政治の流れは、国民の暮らしよりも、企業をもうけさせて、それがそのうち国民に返ってくるという宣伝がなされています。


 けれども、一部の大企業だけでなく、中小企業にまで景気が回復し、そして従業員の賃金が上がり、国民の暮らしがよくなるというのは、いったい、いつになったら実現するのでしょうか。住民の身近な生活の向上のために川崎の政治を変えていきましょう。


 君嶋ちか子さんは、厚生労働省に入職し、長年、職安・ハローワークで働いてきました。ずっと、労働者を守る立場から仕事をしてきた人です。


 そして、定年退職後は、労働者の働き方と企業の問題を考えるために、大学院に進学し、いまなお労働者のための研究をしている人です。


 いま、国は規制緩和を進め、正社員を派遣社員に置き換え、正社員についてもいつでも簡単に首を切れるような政策を推し進めています。川崎市は、実力のある政令指定都市として、そのような国の政治にも、物申すことのできる力を持っています。


 君嶋ちか子さんは、とても親しみやすく、みなさんも一度直接お話ししていただいたら、すぐに分かるくらい優しい人ですけれども、頭のキレがよく、言うべきことはズバッと言うことのできる人です。長年、労働者の味方の立場から厚生労働省で働いてきた人ですから、そのキャリア、専門性を生かして、川崎市を代表して、労働者をさらに貧困に追い込む国の政治に対し、ズバッと物申していくことが大いに期待されています。


 以前の川崎は、市民にやさしく、暮らしやすい街でした。その川崎を取り戻すために、ぜひ、君嶋ちか子さんを市長にしていただけますよう、私からの訴えを終わります。




 ★中部建設労働組合青年部副部長の

   佐藤さんの応援演説


 私は生まれてからずっと川崎で住んでいます。この街には大切な仲間や家族が住んでいます。結婚する友達も増えてきました。


 しかし、過酷な労働、休みも少なく賃金も少ないため、共働きでなければ生活ができません。仲間も苦しんでいます。


 これでは安心して生活や子育てができません。でも、私たち若者は訴えることができないでいます。時間すらないのです。


 何もいいうことができない。何もすることができない若者をどうか助けてください。


 今の若者を助けられるのは君嶋さんしかいないと思います。


 日本を、未来を、良くするためには、まず川崎から変わらないといけないと思います。


 ぜひ、君嶋さんに川崎市長になってもらいましょう!