ソニーの「アイボ」

犬型の小型ロボットですが、現在、販売されていません。

 元ソニーの技術者達で構成されている、機械の修理会社。
昨晩、その番組を夫と見ながら、日本の技術者の水準の高さに改ためて感嘆し、
ソニーの、その商品が世に出る時期が早すぎる事により、世間一般では、
受け入れられず、販売終了という事態に、何とも言えない気持ちになりました。

「アイボ」
 生物の犬よりも、飼育が簡単です。排泄物もなく、病院に
連れていく事もなく、散歩を日課にする事もなく、我儘を言う事もなく
夜中にキャンキャンと吠える事もなく、他人に襲い掛かる事もなく、
それでいて、簡単なヒトの言葉を話し、その動きも、画面で見た限り、
とても滑らかで、機械ぽくありません。電源スイッチを切ると、
くたっと脱力し、とても愛らしい様子でした。
 これからの、超高齢化社会の独居高齢者の方々には、
適したペットではないでしょうか?希望者には見守り機能を付加すれば、
離れて暮らす親族の方々も安心ではないでしょうか?

 そんな、アイボですが、現在は販売されていません。

自動掃除機をペット化する人々がいるのですから、ペットなら、掃除機よりも、
機械犬でしょう?(うなぎ犬ではありません。)

売り出す時期が早いのか、購入対象が異なっていたのか。それは、私には
解りませんが、そういった人々や、団塊の世代の高齢化により、
ピラミッド型の人口構成から釣鐘型、現在はチューリップ型(そんな型が
あればですが)の人口構成である、超高齢化社会の日本にとって、
手間の掛からない、ペットとしての「アイボ」。どうでしょうか?

 ソニーについては、少し前の日経の2面の下に、迫真という記事の
「ソニーの逆襲」(そういう題名だったと思いますが、少し調べてみたら、
逆襲でなく、再起みたいでした。)
と言う記事が、一週間連載されていて、とても興味を持って読みました。
その後にNHKで、辞めソニーの人々の番組があり、これも又
興味を持ってみていました。(これは、辞めソニー達の逆襲という番組です)
(タッチパネルの技術も、アップルよりも、ソニーの方が先に開発して
いましたが、商品化はアップルに先行されてしまいました。)

 統合OSとしての日本人が開発した「トロン」の理論も又、改めて
使用されています。(私そちらの方面には明るくありませんが、
元旦の日経に、その記事がありました。)


日本の技術。日本人の属性により、その素晴らしい技術があるのでしょうか。