<要約>

 

本日は、私が読んだ本「頭のいい人が話す前に考えていること」から学んだことについて話します。この本は、マーケティング会社を経営する安達裕哉さんによるものです。

 

安達さんは元々コンサルティング会社に勤務し、現在は独立して経営されています。今回出版された本は、コンサルティング会社で学んだことをもとに、頭のいい人が行うコミュニケーション術について書かれています

 

本の表紙には、「コンサル22年で得た知見を7つの黄金法則と5つの思考法に凝縮」と書かれています。

 

まず1点目ですが、「反応しない」ことが大切であること。安達さんは、頭の悪い人はすぐに反応してしまうと言います。特に、受け入れられないことに対して反応してしまうもの。もっと悪いことには、怒ってしまうことも。

 

私も、この話を聞いて、これまでの言動を振り返ってみました。確かに、怒っている時の自分の言動はとても稚拙で、論理的でもありません。頭の悪い行動をしているなと思いました。

 

ですから、なるべく感情的にならないこと。この本に限らず言えることですが、怒っても何一つ良いことはありません。特に、仕事の中では、怒ることは良くありません。自分も気分を害し、相手も気分を害し、お互いに良くありません。

 

しかし、理不尽なことが起こらないわけではありません。特に、会社員であれば、理不尽なことが起こります。そのとき、どうしたらいいのでしょうか。本では、その答えは書かれていません。

ただ、できることとして、「反応しない時間」を空けること、と書かれています。

 

次に、学ぶ知識には「学校的知性」と「社会的知性」があるとこと。この言葉は、本を読んで初めて知りました。

 

学校的知性とは、学校で学ぶような知識、アカデミックな知識です。社会的知性とは、社会の中で働く上での知恵、と言い換えてもいいかもしれません。

 

学校で学んだことを、そのまま社会で活かせるとは限りません。そのためには、社会的知性が必要になってきます。

 

そして、社会的知性を身につけるには、社会に出ることが必要です。黙々と学校で学んでいたとしても、社会的知性は身につきにくいです。jもしも学生の方であれば、インターンやアルバイトなど、社会に出ることを経験するといいでしょう。

 

最後に、言語化の練習について。安達さんは、読書した内容をまとめることをおすすめしています。これは、私も実践していることですが、非常に効果的です。

 

何かをインプットしたら、アウトプットしてまとめてみましょう。そうすることで、言語化能力が身につきます。

 

また、言葉の定義をしっかり考えることも大切です。例えば、「コミュニケーション」とはどういう意味か、「アサイン」とはどういう意味か。本の中では、バーベキューの例が挙げられていました。

 

バーベキューとは、屋外で肉や野菜を焼いて食べることです。しかし、バーベキューには、もっと広い意味があります。例えば、人々が集まって楽しく過ごすことも、バーベキューと言えます。このように、言葉の定義をしっかり考えることで、より深い理解につながります。