10年以上通っていた美容院がリニューアルのため通えなくなり、試しに1000円カットのお店を利用することにしました。これまで気がつかなかったのですが、街中を歩いていると、1000円カットのお店はたくさんあります。

 

お店によってはカット中の様子を見られないように擦りガラスになっていますが、誰も待っていない、とあるチェーン店」に入ることにしました。

 

すると、待ち構えていたのはカチューシャをつけた白髪のオールバックで180センチぐらいの男性。全く笑顔はありませんでした。俳優でいえば、古谷新太さんに似ています。

 

すぐに券売機でチケットを購入して、荷物を預けて、カット用の椅子に座ることに。店員さんに「全体的に1センチ切って、すいてください」と注文しました。

 

すると、店員さんから「かりあげますか?」と聞かれたので「かりあげないでください」と答えました。店員さんが水吹きで私の髪を濡らし、すぐにカットを始めました。

 

どのように切っていくのかと思い、カットの様子を見ていると、これまで通っていた美容院のように少しずつ切ることはせず、ざっくばらんな切り方をしていました。

 

あまり髪の中は切らずに、外側だけ切っているようなイメージです。髪全体のバランスを見ずに、整えているようでした。全く髪をすいてくれる様子はなく、不安だったのですが、そのままカットが終了。

 

そこで鏡を見せてもらった時に「すいてもらえますか?」と注文。また、もみあげも気になっていたので「短くしてください」とさらに注文しました。すると店員さんから「薄くしますか?」と聞かれたので「薄くしてください」と答えました。

 

また、カットが再開したのですが、すき方が雑でした。髪を持ち上げて、ところどこに切るような感じです。もみあげについても突然、半分ぐらい切り、バリカンで整える程度。想像以上に切られてしまいました。

 

まだ髪のボリュームが多い感じがしましたが、いつのまにか、2名ほど次の客が待っていたのでこれ以上時間をかけないよう、あきらめることに。

 

それほど髪の仕上がりに不満はありませんでしたが、トータルで考えると、1000円の価値があったかは疑問でした。1000円カットを利用してみて顧客目線と従業員目線で考えたことがありました。まずは「顧客目線について」。

 

1000円ぐらいなのであまりクオリティーを気にしていませんでした。今回はまさにその通りでした。反対に期待していないのにそれ以上のクオリティーのサービスをすればお客様の感動につながるということを実感しました。

 

1000円カットのお店だからといって手を抜いていいわけではなく、他の値段が高い美容院と同じくらいのサービスをすれば、顧客満足につながります。いい意味でお客様の期待を裏切ることが大切。

 

「従業員目線について」1日にカットする人数は他の美容院よりも多いはず。美容院に限らず、仕事では量をこなすことが大切です。経験することでしか身につかない技術があります。

このような職場であれば、他の美容師より経験を増やすことができます。

 

さらに短時間でクオリティーの高いサービスを提供することを意識して、一人ひとりのお客様と向き合えば、より濃密な経験ができ、より技術が磨かれるかもしれません。

 

今回の1000円カットを利用してみて、自分自身の「コミュニケーションが悪かったこと」を反省しました。もう少し具体的に「もみあげはここまで切ってください」「ここのあたりはボリュームが多いのですいてください」と具体的に指示をすればよかったかもしれません。

 

1000円カットはコミュニケーションを鍛える場にもなるかもしれません。

 

 

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