つづき
私が2020年01月31日を迎えるまでのこと
はじめてお話しすることもあるので
最後まで読んで頂けると嬉しいです。
ステージでもお話したとおり、
休まずに活動できたわけではないのですが
アイドルとしてお誕生日を迎えるのは
実は?5回目でした。
私自身、過去を語ることもなかったので
驚いた方もたくさんいたかな…
最後に 感謝を伝えるためにも
ここで今までのことお話したいと思います。
「 アイドルになりたい!!」
と思ったきっかけは、
『マジすか学園』という
AKB48さんや48グループさんの
メンバーが出演しているドラマでした。
私は当時、小学生で
学校でいじめられていました。
そんな時に『マジすか学園』を観て
ゲキカラ役の松井玲奈さんが好きになりました。
そこからSKE48さんに出会って
アイドルが好きになりました。
アイドルが好きになってからは、
どうしようもなかった毎日も
いじめられて辛かった気持ちも
少しずつ無くなっていきました。
アイドルを見ている時だけは、
幸せで笑顔になることが出来て
「アイドルってキラキラしててすごいなぁ。
私もだれかを笑顔にしたい。」
その時、初めて
アイドルになりたい!!って思って
小学5年生の時にSKE48さんのオーディションを
受けたのがアイドルへの夢の始まりでした。
当たり前ですが、
当時はアイドルになれるような見た目でもなく
外見のせいで「ブス!キモい!」って
ずっといじめられてて
それでもやっぱり夢だったから
私にとってアイドルがすべてだったから、
何十回オーディション落ちても諦めなかったし
「いじめてきた人たちを見返せるくらい
可愛くなってやるんだから!!」って
気持ちで毎日必死に過ごしていました。
だから、
アイドルになれた時は本当に嬉しかった。
それが、最初に目指していた
アイドルではなかったかもしれないけれど…
歌って踊ってキラキラしてるアイドルに
ついに夢のスタート地点に立てたんだ!って
でも、現実はそんなに甘くなくて
私は所属しているグループの研究生の日々が
ずっとずっと続いて、それが本当にしんどくて
入ってくる子たちに次々抜かされて
「私の方が歌もダンスもできるのに。」
なんで!そんなのおかしいじゃん!!って
どんなに真面目に頑張っても
結果がついてくる世界じゃない。
ってことを知りました。
それでも、ファンの方は「大丈夫だよ。」
って言ってくれて応援してくれました。
メンバーに昇格出来た時は、みんな泣いてくれて
それが本当に嬉しくて辛くて私も泣きました。
けどある日、
大好きだったグループはどこかへ行き
悲しくて 受け止めたくないまま
私のアイドル第1章は幕を閉じました。
2年半、まだ幼なかった
私にとってアイドルが青春でした。
学校帰り、お友達に遊びに行こう!と
誘われる度に断って 気づいたらひとりぼっちで
一応、進学校だったけど、勉強もできずに
学校も本当にギリギリでした。
アイドル活動が1番だったから、
家族にもたくさん迷惑をかけてしまったこと
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど
反対しつつも、何だかんだ応援してくれた
親にとっても感謝しているし 好きなことを
やらせてくれてありがとうございました。
第1章が終わってからも
私はやっぱりアイドルになりたくて
叶えられなかった夢がたくさんあって
オーディションをいくつか受けました。
でも、思ったように上手くいかなくて
諦めそうになったときに出会ったのが
「君に、胸キュン。」でした
ここしかない。って思いました
なんか分からないけど、
すごい自信に満ち溢れてました笑
「メンバーになって、
絶対、名古屋で1番のグループになる!!!」
そう思いました。
つづく