先日新聞で、直木賞作家の道尾秀介氏が、「言葉には強烈な力がある。この最強の道具を正しく使わなければいけない」という内容のコラムを書いていました。
たしかに。
最近、言葉がどんなに安直に使われているか。
機械的に使う敬語。言っとけば安心だろと思って。
「させていただく」「~でございます」
間違った敬語。
「すばらしい肩書きでいらっしゃいます」 (肩書きが人間!?)
「出汁を足してあげて下さい」 (何をあげるの?)
意味のない語の多用
「~のほう」「~のかたち」「~をですね、~」「~といった」
間投語の多用。
「エー」「まぁ~」「まっ、・・・」
意味希薄語の多用。
「ですとか」「だったりですとか」 (これは文法的にも間違っている)
「~ではないのかなと思っています」
アナウンサーまでもが話している。
日本語がどんどん醜くなっていくような・・・。悲しい。
小学校で英語教育するより、正しい国語教育するのほうが先です。
言葉の力を正しく使える日本人を育てるために!