「黙食」をマインドフルネス・食べる瞑想にしてみよう

緊急事態宣言が続く中、

食事をする時には、

おしゃべりは我慢して

黙って食べようという

「黙食」が薦められています。

本来、食事はみんなで楽しく

いただきたいものですが、

黙々と食べるというのは

食事の時間を瞑想の時間にできる

いい機会かもしれません

現代人は

活動している時間の半分近くは

目の前のことに集中していない

「心ここにあらず」の状態。

食事中でも、

あれこれ考えたり、
おしゃべりしたり、
テレビを見ながら食べたり

食べることには

集中していませんよね

私も、朝はテレビを見てるし
猫たちと一緒にご飯にするので
猫の食べっぷりも気にしていて、
食事に集中できていません

そこで、あえて「食べること」に
全身全霊で注意を向けて
真剣に味わってみる

「食べる瞑想」をしてみては

いかがでしょうか。

食べる時には、五感のすべて
(視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚）
を使うので、
「今、ここ」を観察するのに
とても向いているんです。


やり方を練習するのには、
レーズンやチョコなど、

何でも一粒あればオッケー

まず、食べ物をよく見て、
　はじめて見る物体と思って
　よく観察します。
　音はする香りはどう
　

つまんだ手の感触を感じ、
　一口かじって、唇や歯の
　触覚を使って観察します。


味や風味を観察します。
　食べ物がのどを通って
　胃に降りていく感覚も
　観察します。


「もっと食べたい」とか
　「なんで私こんなことを
　やっているのかしら」と
　いった考えが起きてきたら、
　その思考も観察します。
 

食事の時には、これを
最初の一口か二口だけ
やってみてから
普通に食べればいいのです。

 

これは「今、ここ」に集中する
マインドフルネス瞑想の
入り口として、
ストレスを減らし、
集中力を高める効果があります。


そして、
この食べる瞑想が
体にも良いということが
研究の中でわかってきました


「食べた感」があるために
普段よりも少ない量の食事でも
満腹感があって減量に成功したとか、
糖尿病の患者さんの
血糖値のコントロール状態が
改善したなどの報告が上がってます。

（ 出典：NHK読むらじる：実践!マインドフルネス食べる瞑想）

リモートワークや外出自粛で

運動不足だし、ストレスを

食べて発散しちゃって

太っちゃったまま戻れない

なんてことになってる方には

特にオススメ

（インド・リシケシのヨガアシュラムにて）

はじめから毎回やろうと思うと
めんどくさくなりがちですから
（私はそうです）


やってみようかなと思った時に
まずは一度やってみて、
できれば数日に1回のペースでも
続けてみると
きっと気づきがあると思いますよ〜

ヨガレッスンでも瞑想をしています

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