2015 WTA Bogota 1r | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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2-6,5-7で敗退。

やっぱり標高には慣れなかった.....
試合がスタートして1ポイント目から
息がゼイゼイハアハア。
しかも戻るのに時間がかかる。
体は重い、ボールは相変わらずふける。
相手も同じ条件と思い、必死にファイトしてみるものの
レッドクレーを得意とする相手に
苦しい展開が多かった。
それでも1st set 0-4から2-4、3-4にできるチャンスがありつつ
2-5にされたのが悔やまれる。
2nd setは2-0アップから2-2に追いつかれ
そのごは4-4までキープキープ。
長いジュースでキープできず4-5。
ブレイクバックして5-5にするものの
再びブレイクされて....

相手のサーブはやはり相当なキック。
今週、レッドクレー、標高のことを踏まえ
やったこともないベースラインから1m以上後ろに
立って対応する練習を繰り返してきました。
今日のサービスはそれでも跳ねるので届かないことも。
そのボールに対して陽夫 さんはもっと下がれと指示したけど
最終的には相手は下がれば下がるほど、さらに余裕を持って
跳ねさせているように感じるので、下がることは得策じゃないと
最後になって変えてみた。
ブレイクはしたけど.....
結局、どうプレーするのがいいのか?
答えは難しい。
私は下がり過ぎたと思う。
私のテニスは時間を奪うことであり展開の速さ。
下がって打点が低くなるところで打つことは必要とはいえ
良さが完全に消えてしまう。
ただ高い打点で打たされなければ肩への負担もすくなることは事実。

何よりも試合勘はいまだ得られず。
標高で思うようなテニスにみんなならないとはいえ、
勝つチャンスを見出せるプレーをするために
必要なことができない。
その時その時で、できない理由はさまざまだけど
そこをクリアしないとならない。

はるばるColombiaまで来たのは??
って気持ちがないわけじゃないけど
AcapulcoからMonterrey,Indian Wells,Miamiと怪我で
ほとんど棒に振ったから致し方なかった。
ハードコート最後の時期に怪我で苦しめられ
その時期に昨年のポイントがあっただけにまともに
戦えずすごく残念。
 
ランキングは150番台になり
WTAでの本戦はしばらく戦えないことがわかっていた中での今日の戦い。
それには条件が悪すぎた.....

またITF中心の戦いにならざる得ないけど
もう一度、自分のテニスを取り戻すまでチャレンジしてみます。
ただ体だけがどこまで耐えられるか不安なことはあります。
こればっかりはさすがにどうしようもない。
肘、肩は一段落したとはいえ、筋肉の硬さや試合後の疼きや
飛行機の中では痛みと疼き。
これはいまだに続いているし、それ以外にもそれなりの不安要素は
抱えています。
そんなこともひっくるめて、やってみます!

次の出場大会は再チャレンジスタートの場所!
ITF$75,000岐阜です。

まずは明日のBogotaでのダブルス。
標高&レッドクレーに負けず、楽しめるといいんだけど.....