2012ITF$75,000Dubai 優勝 | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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優勝できました!
2012年最後の大会で優勝で終えられるなんて!!!!
3大会連続の決勝だけでも大満足だったのに.....
まさか今の体の状態で勝てるとは自分でも驚きです。

決勝の対戦相手はギリギリまでわかりませんでした。
昨日の途中からの試合はPliskovaから6-3,3-3から再スタート。
セカンドセットをPutintsevaが6-4で取り返し
ファイナルセットもブレイクが多い中でもつれる展開。
朝の練習後そのままファイナルセットスタート時から3-3まで
見ていたけど終わりそもないから試合を見るのを諦めて
部屋に戻りました。
結局7-6でPutintsevaが勝ってきました。

14:00~始まった決勝。
最初のゲームから相手はゆっくりの高いボールを混ぜてきました。
使ってくると予測はしていたもののいきなりでタイミングも
合わずサービスゲームを落としてスタート。
2ゲーム目以降、バックからの攻撃はほとんどないので
ゆっくりなボールに焦らずバックにボールを集めることを意識しました。
そして6ゲーム連取でファーストセットをゲット。

そこで相手はトイレットブレイク。
私は....同じタイミングで行った方が体が止まらないでいいと
思うもののしんどくって歩いてトイレまで行くのも面倒。
でもイスに座ってずっと待ってたらもっと体は動かなくなる。
同じくトイレットブレイクを取りました。
コートに戻ってもやはり体はキツイ。
そんな中でも3-1までリードする事できたのに
ここで自分自身にもうワンプッシュするエネルギーは残っていませんでした。
体と気持ちはきつくなる一方。
セカンドセットに入って相手が少し打ち出すポイントも増えたりで
展開に変化が出始めていました。
セカンドセットを6-3で落としてセットオール。

ファイナルセットに入ったとき
ここから20-30分だけとにかく最後の力を振り絞って
戦い抜こうと自分に言い聞かせて入りました。
序盤で抜け出して5-2までリード。
しかし2-0up辺りから軽い痙攣が始まっていて
動く事に怖さが出ていました。
どうにか隠しながら走り回っていました。
幸いにも軽い状態からひどくなる事はなかったのが救い。
それでも5-4まで追い上げられたときは
フィジオを呼んでメディカルタイムアウト。
限られた時間の間、コート上でマッサージをしてもらいました。
5-4での相手のサービスゲーム。
0-15からの2ポイント目。
長いラリーからゆっくり高めのボールをフォアーでスウィングボレー。
このポイントで0-30。
大きな大きなポイントでした。
痙攣がひどくなる事覚悟で打ちにいったポイントでした。
最後はフォアーで打ち込んだボールを相手が大きくアウトして
ゲームセット。

もうさすがに体はボロボロ。
試合が終わって数時間経った今、
あちこち筋肉が痛いです。
今夜はDubaiに来て初めてのホテルから外出。
ずっとホテルの中だけで過ごしていた1週間だったんです。
日本から飛んできて最初の試合が遅い時間帯だったり
長時間フライトの後、5時間の時差の事など
さすがにいつものように外へ行って食べる元気はなかった。
今夜、食事に行くときにタクシーに乗って街中へ。
タクシーを降りると貧血で倒れそうに.....
何もしていなくても足は攣りそうになるし.....
これからどっと疲れが出てくるでしょう。

明日はDubaiで1日時間があります。
午前中はプールサイドかビーチサイドでゆっくりして
きっとスパでマッサージも受けるかな??
そして午後は砂漠へ行って日の入りを見に行きます。
やっと練習もトレーニングもない日。
何日振りだろう???
豊田入りした金曜日から休みなしでした......
明日は思い切りのんびりします。