岐阜・福岡・久留米でシングルス出場! | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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新たに動きが出たのでご報告しますね。

実は!
岐阜からシングルスに予選の主催者推薦枠(WC)を
いただいて出場することに決めました。
また福岡、久留米では本戦の主催者推薦枠(WC)を
いただけることが確定しました。
シングルス&ダブルスの出場です。

現時点で当然ながら、WTA,ITF,JOP(国内)ランキングが
全くないので、WC(主催者推薦枠)をいただくしか
出場できるチャンスがほとんどありません。

先日の記者発表とブログに自分の気持ちを書いた時点で
万が一のことを考えて、岐阜でのシングルスには
エントリーを済ませていました。
万が一というのは、そのときにはまだWCを考えてはいなかったのです。
WCはハードコートでお願いしたいと思っていたからです。
そしてシングルスには自分の中で、もう少し体力的なことや
感覚の準備に時間を割いてからと思っていました。

もう一つはサーフェスの問題。
岐阜、福岡、久留米はすべて砂入り人工芝。
私にとって一番得意でもあり、体への負担や怪我のリスクも少ない
ハードコートに絞って出場したかったのです。
しかし国内で行われている試合はほとんどが砂入り人工芝なのが現状。
一般的には、砂入り人工芝といえば、
雨が降ってもできる。
体への負担が少ないというイメージが強いようです。
実際には、プロの世界でも怪我が常に隣り合わせで
負担が大きいのです。
ブランクのある私には相当な負担がかかることは間違いないです。

ここでもう一つ。若いプレイヤーたちがこの砂入り人工芝で
必死にポイントを取って、世界へ行って闘うときには
このサーフェスはないのです。
現在は、継続大会に関してはそのまま砂入り人工芝で開催することができるのですが
新規でできる大会に関しては砂入り人工芝は許可が出ないことになっています。

ちょっと話がずれていってしまいましたが
高校生以来、試合をしたことがない私は、
その砂入り人工芝で闘うには抵抗がありました。
が、現状の国内をベースに出場する大会を考えると
ほぼハードコートがない中で、
大会に出場するには砂入り人工芝で闘うしか
ランキングがなかなかゲットできないと考えたのです。

ハードコートで闘うまで待ったところで
準備万端なんて確証なんて全くない訳だし、
勝負の世界、相手のあること、何が待ち受けているかわからないのだから
考えていても仕方がないと思えるようになりました。

体力的な心配、砂入り人工芝で闘えるテクニック的な順応力、
シングルス&ダブルスの両立などなど不安材料を挙げたらきりがありません。
とにかくやってみます。
試合はなによりの練習になりますから
ゆっくりと試合数をこなしながら慣れていきたいと思います。
今は、どんな結果も受け止められる覚悟はありますが
何よりも、初日の試合を終えた次の日に考えられる極度の筋肉痛が怖いです。(笑)

多くの方からの励ましにさらに自分自身に勢いがついたのか......
自分の気持ちに変化がまた出てきた感じです。

心配していただいている足首の様子。
昨日、今日と2日連続で足を休めてみて
どれだけ変化が出るかみています。
できるだけ足に負担がかかるようなことはせずに
今日はお家で軽くトレーニングします。

以上、報告でした。