ウィンブルドン センターコートチケット | 伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

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500枚のセンターコートチケットをゲットできる証!(187番目)
チケットカウンターでセンターコートチケットを購入すると手首にはこれ!

ウィンブルドンでのチケットをゲットするのは大変!
選手にとっても、コーチや家族にもらえる数の制限も
他のグランドスラムに比べると厳しい。
また観客の人たちも前日から、歩道にテントを張って泊り込み。
それだけ大変なのはよく聞く話。

センター、No,1コート、No.2に関しては、12/31必着の郵便で
申し込みをして抽選。
抽選に当たると販売権利を与えてもらえるシステム。
当日券は最後の4日間を除いて、センター、NO.1、NO.2各コート約500枚発売される。
グランドチケットは約6000枚。
その500枚を求めて、どうしてもゲットしたいと前日から並ぶ人もいるのだ。

面白いことに-
チケットの金額だけど、日によって違う。

【グランドチケット】
ここ数年、1ポンドずつ値上がりしているが1週目は同じ。
2006年は17ポンド。(昨年は16ポンド)
ちなみに私が最後の年だった1996年は8ポンド。
2週目に入ると火曜日以降、少しずつ安くなっていく。
最終日は8ポンドで半分以下。

【No.1コート】
32ポンドに始まり2日ずつに2ポンド値段が上がっていく。
2週目水曜日がピークで62ポンドで後は下がっていく。
最終日23ポンド。

【センターコート】
1週目は34ポンドから始まり、2日ごとに43、51と上がり
2週目に入ると59、69、77、最終日は83ポンドになる。

また「リセールチケット」と呼ばれ制度がある。
使用しなくなるチケットを専用のポストへ戻すと
他の人が購入できるというシステム。
もともと持っていた人がチケットを記念に持って帰りたい場合も
バーコードで読み取り持ち帰ることは可能。
ちなみにリセールチケットだとセンターコートもNO.1コートも
5ポンドで買える。

この「リセールチケット」の収益はチャリティーへ寄付される。
このチャリティー先は毎年決められる。
過去10年で約50万ポンド(約1億円)の寄付となっている。

確かにチケットは安くはないけれど、面白い試合になれば
必然的に高くなり、センター以外は安くするシステムは
もっともと思う。

またリセールチケットのシステムのようなものを、
日本スポーツ界独自でもっと積極的に何か作り上げるべきなのだろう。