こんにちは、コクです
今日は養子縁組の話です
妊活を卒業してイギリスで特別養子縁組にトライしている私たち。
現在ステージ1です。
ステージ1をクリアするのに必須項目の一つに、
保証人の選出
というものがあります。
私たち夫婦がどういう人間か、養親にふさわしいかどうかを判断するのに、私たちのことを保証してくれる人物が必要なんです。
さかのぼること去年の10月。
自宅訪問時にソーシャルワーカーから、
●できるだけ長い知り合いで、2人両方のことをよく知る人物を3人選出してください。
●1人は家族でもいいです。
●保証人となった人にこちらから書類を送って記入してもらいます。
●イギリス在住の人
と言われました。
私たちはずっと遠距離恋愛やったし、私が渡英して5年ちょいやし、ロックダウンもあったし、
2人両方を知ってるイギリス在住の人って言ったら、すごく少ないんです。
その中で、この人たちはどうでしょう?ってソーシャルワーカーに確認をし、OKが出た3人(義母を含む)の方に保証人になってもらえるようお願いしました。
1月、ソーシャルワーカーが頼りないと確定してから、全ての書類について後追いをしていると、
ソーシャルワーカーから連絡があり、
「上司から、ジョンさんのお母さんは家族なので保証人としては弱い、コクさんの保証もこの5年だけでは弱いので、日本在住の人でいいから追加するように言われました。」
だから前もって聞いたやーん‼︎‼︎
義母でもいいか?日本在住者でもいいか?ってー‼︎
義母に追加する保証人は、義母の幼なじみであり、夫のゴッドマザーに頼みました。
彼女とは(パンデミックの間を除いては)年に数回会ってるし、頻繁に連絡とってます。日本での私達の結婚式にも参列してもらってるし、夫は彼女の息子のゴッドファーザーでもあるので、一番適任
むしろ今までなんで忘れていたのか(笑)
私の追加保証人は日本の親友にお願いしました。
日本在住の日本人ということで、養子縁組エージェンシーから書類を送って記入する方法ではなく、この内容を含めてねっていう項目を含めてフリーフォーマットで書いてもらいました。
養子縁組エージェンシーが翻訳家を雇って翻訳するらしいです。
これで無問題!めでたしめでたし!
かと思っていたら、再びソーシャルワーカーから連絡が。
「残念なお知らせです。コクさんの保証人はこちらでOKですが、こちらのゴッドマザーは保証人になれません。
理由は会ってる頻度が少ないからです。通常は10年以上とか20年とかの知り合いで、週に2〜3回会うような友達とかを保証人に選出します。」
普通に仕事してる大人が、週2〜3日も友達に会うかぁ〜
よっぽど近所に住んでても、そんなに会わんと思うけど…
ジムとか習い事が一緒とかならあるかも?
そんな頻度で会うのなんて、会社の同僚くらいちゃう?
でも会社の同僚っつったって、夫はコロナ以降在宅勤務やし、そもそも仕事仲間とプライベートで会うことはしない人やし
そして何を隠そう、
夫には友達がいない
知り合い以上友達未満はいる(笑)
私も渡英するまで、大げさに言ってるだけと思っていましたが、一緒に住んでわかりました。
本当にいない!ZERO〜!
完全に行き詰まってしまいました。
ソーシャルワーカーには「弟はどうですか?」と提案されましたが、
てか家族だから保証人として弱いっていう話はどこに行った??
「弟は口だけ男でかなり信用がならない。絶対に嫌だ! ゴッドマザーがダメなら、もう代わりはなし!」と夫は完全拒否。
ソーシャルワーカーにそのことを伝え、
「ゴッドマザーは僕の人生のすべてを知っている人なんです。不妊治療で僕たちがコロナ感染に人一倍気をつけていたんで、近年は頻繁には会えていませんが、常にコンタクトもとっています。彼女がダメなら本当にもう誰も適任者がいないんです」
と夫がメールしましたが、2週間経っても返事が来ない…
夫に友達がいないせいで、私たちは養子縁組を諦めなあかんの…?
そのことで私はしばらく、かなり気落ちしていました。
でもご心配なく!
いつも通り(?)、今回も切り替えが早かった!
そんな鬱っぽい気持ちも今はかなりスッキリしてます
というのも、
不妊治療やれるだけ頑張ったからか、妊活卒業後、妊娠や不妊治療にまったく未練がないんです。
だから、養子縁組も、
2人でやれるだけやってダメなら、もうきっとそれが私たちの運命。
それに、養子縁組がダメでも、失うものは何もない!
何より、ジョンという最高の夫がそばにいるじゃあないか
そう思ったら気分が落ち着いて。 ←単純バカ(笑)
まぁ、結局やれることをやるしかできないですしね
愚痴はいっぱいあちこちに吐かせてもらってますが。
なので今はもう、
やるだけやってみよう!
ダメならダメで、それがどんな理由であっても、今まで通り(今まで以上?に)2人で楽しく生きよう!
と初心に戻ることができました
気持ちは晴れても、養子縁組プロセス中断の危機であることには変わりないので、
もう少し待って連絡が来なかったら、さすがに養子縁組エージェンシーにアドバイス求めようと思ってますが。
にしても、この保証人の選出といい、保育の経験といい、上司のレファレンスといい、
本当に多くの人を巻き込んでいます。
完全に一方的に迷惑かけるのに、みんな快く引き受けてくれて、周りの人の優しさに感謝しかありません
いつか全員にお礼ができるように、気楽に、でも精一杯頑張りまっす!
そして私も誰かに優しくできるようになりたい。