先週末に観ました。
岩井俊二監督の作品らしく
静かな感動を呼ぶ映画です。
劇場では映画の終盤で
すすり泣きが
あちらこちらから聞こえました。
高校時代に初恋を経験した方は
そのころを思い出さずにはいられなくなるでしょう。
誰もが抱く青春の胸の痛みを感じるかもしれません。
福山さんの高校時代を演じる神木隆之介さんと
広瀬すずちゃんが
校舎の踊り場で話すシーンは
素敵な絵になっていました。
男子高出身のホアキンにはあり得ないことなので
うらやましくも感じます。
朝の連続テレビ小説では母親役も演じた広瀬すずちゃん。
今回は海街ダイアリーで見せた清冽な印象があります。
夏のワンピース姿のカットを見たとき、
岩井監督は、少女の面影が残る広瀬すずを
撮っておきたかったんだな、と感じました。
出演シーンは短いですが
豊川悦司さんの演技が光っています。