令和6年1月16日(火)
建仁寺(けんにんじ)


平成30年7月8日まだ御朱印というものを知って、御朱印帳と御朱印に魅力を感じていた頃下矢印

建仁寺は京都最古の禅寺で、臨済宗建仁寺派の大本山。宋で禅を学んだ栄西が、建仁2年(1202年)に中国の百丈山を模して建立。勅使門を正面に、三門、法堂、方丈が一直線に並び、禅修行のひとつである浴室も現存しているそうです。
方丈は慶長4年(1599年)安芸の安国寺から移築したこけら葺きの建物。本尊は法堂の釈迦如来。

寛元4年(1246年)と寛元5年(1247年)、建長8年(1256年)に火災にあい、境内は焼失し荒廃してしまいました。
豊臣秀吉との交渉を行っていた毛利氏の外交僧安国寺恵瓊(あんこくじえけい)が慶長4年(1599年)に方丈や仏殿を移築し、応仁の乱などの戦乱によって衰退していた建仁寺が再興されました。


その後徳川幕府の援助のもと学問などが整備され、禅僧を多数排出し、一休さんの愛称で親しまれる一休宗純も建仁寺で作詩を学んだと言われているそうです。

その後廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)が制定されたことにより規模が縮小し、現在の形になったそうです。

それでも下矢印広いですウインク






勅使門
銅板葺切妻造の四脚門で鎌倉後期の遺構を今に伝えています。柱や扉に戦乱の矢の痕があることから「矢の根門」または「矢立門」と呼ばれているそうです。

矢の痕なのか古くなって朽ちているのか???













三門(さんもん)
大正12年、静岡県浜名郡雄踏町山崎の安寧寺から移築したもの(どうやって運んだのか…あちらこちらでも大昔の移築というのを聞きますが…謎です。見てみたいおねがい

空門・無相門・無作門の三解脱門。「御所を望む楼閣」という意味で「望闕楼」(ぼうけつろう)と名付けられたそうです。楼上には釈迦如来、迦葉・阿難両尊者と十六羅漢が祀られているようです。









透かし彫りの彫刻口笛




瓦も凄い!!



法堂(はっとう)
明治2年(1765年)上棟。仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」。本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿南尊者が祀られています。天井には(後述)双龍図。


方丈
安国寺から移建された禅宗方丈建築で重要文化財。
本尊は東福門院寄進の十一面菩薩観音像。内部にはかつて全50面の襖絵からなる水墨画の障壁画群「建仁寺方丈障壁画」が飾られていたようです。
現在建仁寺に飾られている襖絵群は創健800年の節目に作成された高精細複製品で、原本は京都国立博物館に保管されています。





風神雷神図
江戸時代の大画家 俵屋宗達作。
金箔を敷き詰めた余白は「無限の空間」を表現し、金箔の上に描かれた雲は「たらしこみ」という技法が使われているとか?この技法は宗達が初めて日本画に用いたと言われており、乾く前の絵の具に別の色を重ねて意図的に「にじみ」を作ることにより、雲の質感を表現しているそうです。
国宝に指定され原本は京都国立博物館に保管されているようです。
復元方法のビデオ(古い?)が流されていましたが、昔の人も凄いけど、今の技術の凄さにびっくり

一緒に行った同僚は、建仁寺は知らなかったけど教育テレビで風神雷神の子供向けの放送があるとかでこちらは知っていましたてへぺろ


お金のトレイにも風神雷神❕
📷を撮らせて欲しいとお願いすると「普通のにステッカー貼っただけなんですけどね」と笑いながら応じてくださいました(笑)でも、センスですね口笛




















ここにも金澤翔子さんの書





○△□乃庭
単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、地(□)水(○)火(△)で象徴したものと言われる。


前回どうしても△が分からなかったのですが、良く見るとしっかり説明がありましたてへぺろ












良く見ると取っ手の部分が装飾の櫓の形おねがい




方丈庭園 潮音庭
建仁寺本坊中庭。中央に三尊石その東には坐禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭。







向こう側に見える襖絵も素敵ですウインク









良く見ると舟二艘

雁の群れ?


















方丈庭園「大雄苑」
方丈前の枯山水庭園。
前回ここで「もっとのんびりまったりしたいなぁ」と思ったけど、ツアーだったので。
今回はゆっくりしてきました照れ












法堂
建仁寺の法堂(はっとう)は拈華堂(ねんげどう)とも呼ばれ・・・前述

天井には日本画家小泉淳作「双龍図」。建仁寺創建800年を記念し、平成14年(2002年)に約2年の歳月をかけて完成した畳108畳の大きさだそうです。

上矢印画像お借りしました







拝観券





今回授かった御朱印



本当にたくさんの📷のアルバムになってしまいましたてへぺろ