あべこべ | 黄緑のブログ

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あくまでも私の主観だが、日本人は日本の風土や文化をして誇りにいる面があるように思える。「美しい国」という言葉が言われたこともある。

 

翻って、昨今巷に流行る言葉、テレワーク、コンプライアンス、ガバナンス。なぜ日本を使わない?

 

そしてステータスとして外国車を買うことや、ダイソンの掃除機、シャークやアイロボットの掃除グッズ、ケルヒャーの洗浄機にあこがれる消費者がいる。

 

一方では、日本を賛美しておきながら、一方では欧米に対する羨望に溢れている。特にフランスやアメリカ、ドイツ車は日本人にとって特別な何かであるような気がしてならない。

 

私は趣味の株式投資を始めてから、投資先だけでなく自分自身の「経済的のれん」は何かと考えるようになった。日本人は理論上ではその風土、文化や倫理観を「日本人の経済的のれん」と考えているようだが、現実はそれとは違う行動をしていることが多く、なんだかあべこべに感じる

 

倫理観についてはここまで触れていないが、一つだけ例を挙げるならば、「ふるさと納税」に尽きる。私の考えでは、これこそ「自分だけが得をすればいい」という思想の結晶のように思えてならない。

 

なぜなら、日本全体の地方税収を100とするならば、〇とふるなどのプラットフォーマーに支払う「摩擦」コスト分だけ日本全体としての地方税収は減ってしまうのではなかろうか。尤も、多くの日本国民が、本来支払う地方税額を上回って、ふるさと納税をしているのならば別だが、ドイツに住んでいる同級生が、地元の自治体に「動物の殺処分をなくす」目的に使われる名目のふるさと納税をしている。という話以外には聞いたことがない。