人工股関節、

右脚術後2年9ヶ月、

左脚術後2年7ヶ月。


昨日は月イチの

スポーツ整形診察日。


まずは、先日のリウマチクリニックでの

MRIとレントゲンの画像を提出し、

整形ドクターにも見てもらう。


「右膝は相当痛かったでしょう。

骨髄浮腫もありましたから。

でも、変形性膝関節症に関しては

左右とも初期なので、

まずはリウマチの治療だけて

しばらく様子見で良いと思います」


はー、良かったぁ。ニコニコ


あとは、いつものとおり、

股関節まわりの癒着への

ハイドロリリース。


右の下腹部から内転筋にかけてが

相変わらず硬くて。

特に内転筋は膝を引っ張って

痛みを出すのが心配なんですが...。


「内転筋よりも問題は下腹部。

大元の原因は腸腰筋だと思いますよ」

と、ドクター。


というわけで、

まずは腸腰筋の状態チェックから。


ベッドに仰向けになり、

上から先生が押さえつけるのに抵抗して、

膝を伸ばしたまま片脚を上げ、

どれぐらい力が入るかを見る。


左脚は

先生の手を押し返すことができるのに、

右脚はできない。えーん


「やはり腸腰筋ですね。

ここの筋膜が脱水状態で固まって、

腸腰筋が働けないから、

内転筋が代償して硬くなるんでしょう」


そして、

お腹にハイドロリリース注射をプスッ。

エコーの画面には

白い筋膜のカタマリがホロホロと

ほぐれていく様子が見てとれる。キョロキョロ


注射後、

再度腸腰筋の状態チェックすると、


ウソみたいに力が入る!


下腹部の痛みが取れたわけではないのに、

押し返せるようになった。


下腹部へのハイドロリリースは

以前もやっていて、

この時は、翌日のレッスンで

苦手だった右脚のポワントでのルルベが

急にできるようになったのだけど、


すぐにぶり返したんだよなぁ。ショボーン


前回の下腹部注射


今回、もつと良いんだけど。



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診察後は運動療法室へ。


せっかくリリースした腸腰筋を

ぶり返させないための運動を教わった。


まずは、ストレッチ。


①普通の腸腰筋ストレッチに、

手を上げ捻りを入れてさらに効果アップ。


②脇腹ストレッチ。

ドアにつかまり、思いきり体側を伸ばして深呼吸を5回。



③バックランジに捻りを加えた運動。



④真上に伸ばす。手のひらで押し上げ、

ワキ線が真っ直ぐになるように。


⑤下半身から上半身につなげる運動。

足で床を押し、膝を伸ばし、大腿と骨盤を

分離しながら上半身を前へ。


ストレッチはいずれも

左腹は気持ち良いけど

右腹は引きつれて痛いし、

運動は右はやりにくい。


この左右差を埋めないと、

またぶり返しちゃうんだろうな。

(注射だけじゃダメってこと!)


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腸腰筋が硬くなるのは、

変形性股関節症あるあるで。キョロキョロ


骨盤前傾や出っ尻、

歩幅が狭くなる、

膝が内向きになる、

腰痛や仙腸関節痛、


など、術前になったことがある人で、

術後も不具合を抱えている人は、

腸腰筋を見直してみると良いかも。


悩ましいのは、

人工股関節で股関節伸展や内転の

ストレッチは脱臼リスクがあるとして

禁止している医師もいることで、

そういう医師の手術を受けた方には、

①②のストレッチは、医師やPTに

相談のうえでやることをおすすめします。


私も長いこと、

腸腰筋ストレッチやケアをしてるけど

なかなか手強くて!


左脚は、

術後1年半ぐらい(?)で克服できたので、

右脚も年内を目処にカタをつけたい。


てか、克服せんことには

バレエは上手くなれないし。

(日常生活はできるけどねえー)



特に運動の④と⑤は、

ポワントのルルベに深く関わる

と思うので。


これについては、いずれまた。ニコニコ